獣医師広報板トップページ動物よくある相談メニューインフォームドコンセント
獣医師広報板のキャラクター:ココロちゃんインフォームドコンセント
文章−けりーずはうす(獣医師)
初出:2006/8/31
◆「動物よくある相談」利用についての注意事項
★情報は自己責任でご利用ください。
★記載されている記事は獣医師広報板の掲示板に投稿されたものが中心で、獣医師広報板の
 見解を代表するものではありません。
★飼育方法の質問は意見交換掲示板をご利用ください。
◆こどもあんぜんサイト宣言◆
こどもあんぜんサイト宣言

「インフォームドコンセント(informed-consent)」は訳すと「説明と同意」です。
人医の世界では「説明を受けた上での同意」または「納得診療」と言い換えているところもあるようです。
患者が自分の病気と医療行為について、知りたいことを“知る権利”があるという考え方からアメリカで始まったことのようです。
十数年前から放送されているアメリカのある有名な医療ドラマを見て驚いたのは、患者さんの誰もが自分が服用している薬や病名、体の状態を把握していることでした。
ある程度のデフォルメはあるにしても、あの国では普通のことであるのでしょう。

日本では、「お医者様」と言っていた時代があったように、医者は偉い人で、治療や自分の現在の体のことについて聞いてはいけないものだという風潮があったようです。
治療は医師に丸投げ、お任せで、自分に処方された薬の名前や病名さえもわからない人が多かった時代です。
これは、今からすると、何とも自分の体のことなのに、無責任なことなのでしょう。
こういったことが、医療過誤や医療ミスを発覚しにくい体制にしていた原因の一つであったのかもしれません。
また、この医療過誤の問題は医療者側と患者さん側とのコミュニケーション不足が原因でもあるようです。
以下のアンケート結果がそれを裏付けます。
医師の説明に満足か・・・
YES;患者側;12.6%  医師側;26.7%
満足していないか・・・
YES;患者側;23%    医師側;3.9%

さて、これを動物の医療に置き換えても、同じようなことがいえます。
飼い主さんは、ご自分の動物についても自分の体と同じくらい「知る権利」があり、治療についても主治医との相談の上の「決定する権利」があるのです。

インターネットでの相談では、「忙しそうだったから」「しつこく聞くと嫌がられるから」という理由で主治医に尋ねるべき内容(嘔吐は薬のせいかとか、傷口の赤みは大丈夫かなど)を質問として受けることがあります。
しかし、主治医は実際に動物を診ているのですから、私達よりははるかに多くの情報を得て診断を下していますので私達の発言は、主治医のコメントや診断をまずは信用してそれに基づいて・・・ということになるわけです。
ですからこういった質問に対しては最後には「主治医に尋ねてください」「主治医とよくご相談ください」と返答することになるのです。
コミュニケーション不足は言葉の行き違いを生み、あってはならない医療過誤を招くおそれもあります。

また、治療を受けようとする側も、ある程度病気についての知識を有していていただくと獣医師は話を進めていきやすいですし協力も得やすいですね。
例えば、糖尿病や膀胱結石、心臓病などは、飼い主さんの協力なくしてはよりよい治療効果は得られません。
食事のコントロールや投薬などを飼い主さんが把握していらっしゃることで、救急で別の病院に行かれたときもスムーズに話が進むでしょう。
また、飼い主さんも治療を担っていることがわかっていただければ、「つい与えてしまった、つい投薬を忘れた」がなくなり動物のQOLの向上にもつながるでしょう。

我々獣医師もインフォームドコンセントの意味を十分に理解し、飼い主さんと話し合う時間を設けることをいとわない姿勢が大切でありましょう。
「わからないことがあったらいつでもお電話ください」この一言でいいのです。
そうすれば飼い主さんは安心するのではないでしょうか。

今後必要なことは、動物を治すための高度な医療だけでなく、飼い主さんとのコミュニケーションです。
そういった体制が整い、良好な獣医療が発展していくことを願っています。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。


☆最近お人形と遊んでる☆
びびチン♪
画像募集中!!(無料)
画像集

◆獣医師広報板の主張

◆獣医師広報板管理人の独り言
利用上の注意事項&メニュー
2024年9月のBest
  1. 大阪万博ペット同伴絶対反対(148)
  2. SNSへのペットの亡骸写真のアップは是か非か(143)
  3. クラウドファンディングで、学生です、動物愛護です、お金ください(81)
  4. 杉本彩氏を訴える名誉毀損裁判について(79)
  5. 繁殖犬の年齢制限犬のみ扱う団体は動物保護団体か繁殖業界の下請けか(74)
  6. 動物愛護団体の応援は注意が必要(73)
  7. 獣医師でない無資格者による手術(87)
  8. 動物管理の重大さー行政はまずは引き取れ!(58)
  9. 禁酒法を作っても、みんな酒をマフィアから買ったように(53)

◆獣医師広報板よくある質問(FAQ)

◆獣医師広報板からのお願い
獣医師広報板をご利用、本当にありがとうございます。
獣医師広報板は個人サイトですが、その運営はボランティアスタッフが担い、運営資金はサポーターの応援に頼っています。
獣医師広報板は多額の累積赤字を計上しております。
サポーターは企業でも個人でも結構です。
ぜひ、獣医師広報板をサポーターとして応援ください。

◆PC版コンテンツ利用数Best(2024年9月期)
  1. 管理人の独り言(7,012)
  2. 猫のカロリー計算(4,132)
  3. 動物よくある相談(3,775)
  4. 犬のカロリー計算(2,988)
  5. 迷子動物、保護動物掲示板(1,506)
  6. 広報板カフェ(1,580)
コンテンツ別アクセス数

◆電子図書
電子図書「"犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍」は、2022年2月23日より第四版になっております。
新しいエピソードも追加され、データーも更新されています。
第一版、第二版、第三版を読まれた方も、是非第四版をお読みください。
犬と麻薬のはなし−麻薬探知犬の活躍−第四版2022/02/23公開

◆一般市民向けの動物に関するセミナー・イベント
★毎週土曜日午後1時〜4時
ペットロスホットライン
ペットロスホットラインは、今のお気持ちをお聴きする電話です。
★WEB講座
★〜11月17日:愛知県名古屋市
★〜11月24日:静岡県静岡市
★〜11月25日:オンライン
★〜2025年2月24日:東京都台東区
★11月14日:オンライン
★11月16日:愛知県名古屋市
★11月16日:大阪府大阪市
★11月16日,17日:大阪府大阪市
★11月17日:東京都世田谷区
★11月17日:静岡県三島市,宮崎県宮崎市
★11月17日:東京都港区&オンライン
★11月17日:神奈川県横浜市
★11月23日:栃木県大田原市,東京都千代田区・11月24日:島根県出雲市
★11月24日:東京都新宿区
★11月24日:愛媛県伊予郡
★11月24日:東京都豊島区
★11月26日:オンライン
★11月28日:オンライン
★11月30日:オンライン
★11月30日:オンライン
★12月1日:石川県金沢市,島根県松江市
★12月7日:栃木県真岡市,千葉県千葉市
★12月7日:東京都武蔵野市
★12月8日:東京都豊島区
★12月8日:オンライン
★12月8日:広島県広島市
★12月13日:東京都千代田区
★12月14日:オンライン
★12月14日-25日:神奈川県横浜市
★12月14日-2025年1月11日:東京都港区
★12月19日,26日,2025年1月9日,11日:東京都武蔵野市
★12月21日:栃木県宇都宮市,千葉県松戸市,愛知県名古屋市・12月22日:島根県出雲市
★12月24日:オンライン
★2025年1月11日-13日:神奈川県横浜市
★2025年1月11日,12日:大阪府大東市
★2025年4月3日-6日:東京都江東区

セミナー・イベント情報はメールにて広報内容を送ってください。(掲載無料)

◆ペット動物獣医師&動物看護師向けの動物に関するセミナー・イベント
利用上の注意事項&メニュー

◆経済動物獣医師向けのセミナー・イベント

◆公衆衛生獣医師獣医師向けのセミナー・イベント

◆実験動物獣医師獣医師向けのセミナー・イベント

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。