ただのうさ飼いですが。
パスツレラとＥＺ症を視野に入れての投薬をしているのに、症状が進んでいるのは本当にご心配ですね。
「眼振・斜頸・ローリング」と症状がありますので、まずはパスツレラかＥＺ症と診断してまちがいはないと思います。それ以外ですと脳腫瘍といった、神経を侵す病気を考えてしまいますが、これは麻酔をかけてレントゲンやＣＴでも撮らないと診断できず、今の状態では無理かと思いますので、まずは今の処方で様子を見るという事になるかとは思います。

確かに通常であれば、抗菌薬・駆虫剤・ステロイドの投薬で何らかの好転を診るはずなのですが、特にＥＺ症はうさぎさんによって症状の出方が違いますので時間がかかることがあるかもしれません。また症状が一進一退で、投薬して落ち着いたと思うと、一転症状がひどくなったりする事もあって、飼い主さんは皆不安になるようです。
お薬は何を頂きましたか？病院で何か注射をしましたか？
また、広報版の「良くある質問」（下記リンク先）はご覧になりましたでしょうか？
記載してから時間は経ちましたが、現在も使える内容だと思います。
プラス情報としては、ＥＺ症の経験が豊富な先生が「以前は劇症を起こして亡くなるうさぎさんも多かったが、最近はそうしたことが少なくなった。それだけＥＺ症が広まり、代を重ねて劇症に至らない抵抗力がうさぎさんについてきた感触がある」というような事をおっしゃっていたことくらいでしょうか。
なので、頑張ってうさぎさんを支えてあげてくださいね。

ローリングをしてしまう時、あちこちぶつかって怪我をしないように、周囲ぐるりをタオルを筒状に丸めたものでガードするとよろしいかと思います。うさぎさんとガードの間の隙間は、うさぎさんの状態次第で多少動けるように間をあけたり、動かず辺に傾いてしまう時はぴったりくっつけたりと、状況によって変えてみてください。
またその状態ですと自分で食事ができませんが、強制給餌をしているのでしょうか？
それとも落ち着いた時に、自分で食べているのでしょうか？
これからしっかりうさぎさんをサポートしてあげなくてはいけない病気ですので、うさぎさんの状態、処方薬の内容と投薬量等、記録なさるとよいと思います。案外外気圧の変化の影響を考えて、天候なども記録すると「急に雨になりそうだから、気をつけよう」とか役に立つこともあるようです。

薬に反応してくれないと、本当につらくなります。なんとか楽にしてあげたいのに、何も出来なくて落ち込んでしまいますね。
でもうさぎさんにとって一番の薬は、飼い主さんの温かい看護と優しい声ですよ。
頑張りましょうね。