先にも述べましたが、あとはどうするのかは飼い主さん次第です。
やわらかいフードで歯のことを気にすることはありませんよ。
もともと犬は咀嚼をする動物ではありません。
特に、ドッグフードはすでに簡単に食堂を通る大きさで作ってありますから
噛み砕く必要はないんです。
カリカリと音がするのはたまたま歯に当たったフードを咬んでいるだけなんですね。


犬は、まったく食べない日が３−４日続いてもまったく問題ありません。
元気で散歩に行っているのであれば、大丈夫です。
１日食べないのは人の１食抜くのと同じ程度でしかありません。
現在犬は飼い主さんの出方を見ているんでしょう。
おなかが鳴るほど減っているのに食べないのは、飼い主さんと我慢比べをしているのですよ。
明らかに「お願いして食べてもらっている」状態ですね。

＞そうやって手で食べさせるのも癖にならないか心配です。

極端な話、今後１５年近くを毎日休まず手で与えることができるなら手で与えてもいいです。
でも、ビスケットや肉を手であげても食べなくなったらどうするのですか？

私は、そういうことよりも犬の栄養面が気になります。
若い犬が、ビスケットなどおやつで生きていけるはずがありません。
私の意見は一つ、「食べるまでほおっておきなさい」です。
３０分ほど置いて食べなければ、食器ごと片づけてしまう。
でも、食べないことをいちいち気にしないのです。逆に食べてるのを大げさに騒がないのです。
私達だって食べている間中見られて、褒められたり、撫でられたりしたくないですよね。

動物は食べなければ生きていけません。本能のはずです。
それに一喜一憂する飼い主さんをもしかしたらストレスに感じているのかもしれませんよ。
動物は、飼い主が食事を用意する姿を見せたら小躍りする、それが本来の姿ではないですか？

また、すごくお腹が空くほど運動はしてあげていますか？
休日など何時間か一緒に出掛けて遊んであげた日はよく食べませんか？
そこのところも検討してみてください。

さあ、犬との根競べ負けないようにがんばってみてください。
今のままでは今後１５年近く毎日犬が食べるか食べないか心配しないといけなくなりますよ。