意見交換掲示板過去発言No.0000-201012-10
Re:獣医大学や研究所における動物実験について |
投稿日 2010年12月27日(月)11時03分 投稿者 プロキオン
このような話題というのは、すでに何周目かの周回遅れなのですが、せっかくの投稿なので。 >そこでわれわれ日本人も、どうか見習って取り入れてはダメなんでしょうか? 動物をカワイイと言って獣医大学に入ったのに、わざわざなぜ動物を殺して実験しなければいけないのか私には理解できません。 これは、すでに卒業してしまっていたり、開業している獣医師にとっては意味はなしません。学生教育を担っている大学にこそお願いすることではないでしょうか。 また、大きく勘違いなさっている点がありますが、獣医師という職業は家畜・ペット・実験動物等を対象としていますが、人間の生活や社会の健全な運営に資することを目的としております。これらの動物においても、人間社会に貢献することで存在しています。人間を無視しての獣医学というのは考えられません。 >他の国のようにどうか、何が正しいのか考える時が今だと思います。 日本人は頭のいい国なのできっと代替え法で一番がとれるとおもいます。 頑張ってください。 最後の「頑張ってください」ですが、頑張るのは私達ではなく、提言されている投稿者さま御本人ではないでしょうか? 獣医師免許の有資格者というのは、すでに大学を卒業してしまっていますので、今回の提言に直接関わるような機会は、すでにないと考えるべきだと思います。提言内容の推進に関わる教育機関への働きかけであったっり、献体の提供や収集ということについてであれば、これらは他人に頑張ってくださいではなく、提言者が率先されて動くべきではないかと思います。言うだけ言って、実行を他人まかせであれば、それはかなり無責任なこととは言えないでしょうか? 現在、国内においては16の大学が獣医学科を設置していますが、そこへの入学となるとかなりの困難を伴うのが現状です。そういう中で獣医学科に入学してくる学生について、個人的には、受験テクニックに秀でた者よりも、命の重さを背負う覚悟を持った者に入学してきて欲しいと考えています。 入学当時には無理でも、在学中の6年間にその覚悟を身につけて欲しいと思います。そうでなければ、入学できなかった志願者にも、卒業後に向かい合う動物達にも申し訳ないことだと思うのです。 世の中には、助けたくても助けることができない命がこれでもかというくらいに存在します。命の重さを背負うということは、半端な事ではすまないと思います。
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