なかなかレスがつかないようですね、答えにくい問題だと思います。

今、給餌されている食餌が、きちんとしたプレミアムフードであれば、栄養面から考えればそれだけで充分であって、鰹節を与ええることの利点はありません。良いか悪いかという尋ね方であれば、「良い」という答えはありません。「悪い」と言い切ってしまうのは、どうだろうか？というところです。
飼い主さんが、せっかく楽しみで嗜好品として与えているのであれば、あえて、一言物申さなくても良いのではないかという考えが働くこととなります。

では、給餌している餌が、塩分が足りないものであれば、どうでしょうか？　足りないのであれば、これを補ってあげるのは結構なことといえます。逆に、過剰になっているのであれば、止めた方がよいですよと言わなくてはなりません。そこの肝心な情報が記載されていないと答えようがないということになります。

かつて、国民生活センターが市販のキャットフード１６銘柄の調査をしたところ、その塩分量には、０，２９％から２，５５％というずいぶんと広い範囲にわたっていたそうです。
今現在、給餌している餌における含有量を確認していただければ、自ずと答えは出るのではないかと思います。
過剰であれば、そこは検討していただかないとなりませんが、鰹節にこだわるのであれば、餌の方を塩分を少ないものに替えていただいた方がよろしいかと思います。
そこまで言うというのは、猫がもともと砂漠が起源の動物であって、老猫ともなりますと多かれ少なかれ腎不全が出てくるものだからです。若い頃から、腎臓に負担をかけることもないと思うのです。