獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-201106-17

Re:16歳避妊済猫のリンパ節の腫れ。
投稿日 2011年6月16日(木)10時34分 投稿者 プロキオン

>針生検+病理検査で「反応性リンパ節炎」と診断。

この記載ですと、針生検に加えて病理組織学的検査を実施して、その結果、「反応性リンパ節炎」と診断されたと受け取れますが、それで良いですか?
それとも、針で細胞を吸引して、それを染色して検査したというところまででしょうか?
前者であれば、外部検査機関において病理の専門家が診断を下しているのでしょうから、診断に疑問を挟むという余地はないように思います。
後者であれば、採取された細胞のサンプルによる差があっても不思議ではありません。

主治医の先生も、リンパ腫を心配されているようですが、本来的には、「炎症」の診断が下っているのであれば、なぜ、改善されないのかを考えなくてはならないことになります。「炎症」であれば、原因が除去されなければ、反応はのこっていてもおかしくないというか、それが生体の機能としては普通のことではないでしょうか?

いずれにせよ、今の状態であれば、原点に帰って、「炎症」なのか「リンパ腫」なのかをもう一度確認した方が良いように思います。そうでもしないと、先に進めないのではないでしょうか。

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