獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-201110-9

Re:子宮蓄膿症の予防
投稿日 2011年10月6日(木)16時58分 投稿者 パールちゃん

手術が最善最良だと思います。上手に取ってしまえば絶対にそこが病気になることはないのですから。さらに乳腺腫瘍への影響も大きく抑えられます。肉体的にも精神的にも犬自身が楽になり、飼い主も無用の心配をしなくてよくなります。
12歳で亡くなった先代ちゃんが、もっと長生きしたとしても、繰り返す発情のたび苦しい思いをしたでしょう。20歳近くなっても犬は発情します。それは不規則であり、そのたびに免疫力の弱った体は雑菌に襲われ、激しい腹痛などの苦痛をもたらします。
しかし、高齢になってからでは、してあげたくても手術のリスクが高くなりすぎる。
守ってあげられるのは飼い主だけです。
犬が若くて元気なうちにと決断するのが、飼い主の愛情のひとつだと思います。

子宮卵巣の病気で輸血が必要にまでなった犬を今預かっていますが、おなかが痛くて何日も何日もゴハンを食べられなかった犬が、手術翌日にはもっともっとと食欲を見せています。
ちなみに、病気になってからの手術代は、普通に避妊手術をする料金の5倍以上でした。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。