獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-201401-153

Re8:生後20日のうさぎの赤ちゃん
投稿日 2014年6月25日(水)14時34分 投稿者 チーママ

書き方が足りませず、申し訳ありません。

今回は獣医さんが下さったのですが、他の方が真似して何でもいいから大人ウサギのフンをとなったらと思いまして。
例えば、もしもまーくんママさんが話だけを聞き及んで、保護元から大人の糞をもらったら・・・ 劣悪環境のウサギの糞は、かえって危なく思います。
もっとも、おっしゃるとおりに絶対に病原菌ゼロというのは、かなりハードルが高い話でもあり・・・
最終的には、現状を分かっている飼い主さんの判断かなと思います。

そう言っては、じゃぁ何のための獣医師の指示なのか?と言う話になってしまいますが、そういった危険性もないわけじゃないという事は、飼い主が知っておかなくてはならないことだと思います。
パスツレラにしてもEZ症にしても今では広く知られた感染症ですが、母子感染以外にも、他のウサギたちからもらう平行感染もあるので、そうしたこともチラリと頭に入れておかなくてはならないと思います。
またそうした感染症は、感染しても発症しなければ良いのであって、むやみに恐れるものでもないと。(とはいえ、なるべくならば感染リスクを上げたくはないですが)

子ウサギを人工保育する場合、腸内細菌を補いたいと思う場合は、大人のウサギの糞(通常糞)を与える事によって、補う事が期待できる。
と言う事でよろしいでしょうか?
寡聞にして、子ウサギの腸内細菌を補うのに大人のウサギの通常糞を与えるのが有効というのを、知りませんでした。もしもそれが普通ならば、お教えください。

たまたま我が家に来たのが、数代続いた閉鎖環境の子達だったので、まずはEz症の恐れは限りなく少なく(検査もしましたが)、他のウサギと触れ合う事もしていないので、何かあっても原因として排除できて助かったのです。
でももしも、まーくんママさんのウサギのようにお腹の調子が悪かったら、リスク承知で大人ウサギの糞が手に入れば、摂取させたかもしれません。
もっとも今は、腸内細菌環境を整えるフードやサプリが沢山ありますので、そういうものを使っているかもしれません。
あくまでも私ならば、積極的には大人の糞は使わないなぁ、と言うところでしょうか。

「獣医学的には、有効な手段である。」
「飼い主的には、リスクもあることを知っていて欲しい。」
この2つに尽きるでしょうか。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。