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避妊再手術すべきかホルモン剤を選ぶべきか
投稿日 2014年3月30日(日)18時10分 投稿者 TONI

セカンドオピニオンが欲しくて投稿しました。長文です。
3年前に避妊手術を受けた現在3歳位の雌猫を飼っています。良く泣く子でしたがそういう性格なんだと思い込んでいました。

最近になって避妊手術を受けた病院とは別のかかりつけの病院で、卵巣が再生して発情の可能性を指摘され、血液検査で卵巣がある事が判明しました。
現在の医師には、卵巣が残っていると癌になる可能性がある事、また発情のストレスで寿命が短くなる事、発情を抑えるホルモン剤は癌を誘発する事を指摘され、再手術を勧められました。

それに伴い、一応避妊手術を行った病院にその旨を伝ようと電話したところ、「その猫は手術時とても小さくて妊娠もしていて、中絶と避妊手術を行って卵巣を2つとも取ってしまうとホルモンバランスが悪くなり、猫に悪影響がでるので卵巣は一つ残した」と驚くべき返事が返ってきました。
しかし当時手術後にそんな話は全くされませんでした。

癌の可能性と発情のストレスの話をすると、可能性だけで再手術をするのは可愛そうだし、卵巣がある方がホルモンバランスが良く長生きするから再手術はしない方が良いと言われました。また、発情を抑えたいのならホルモン剤を受ける方が良いと言われました。副作用も無いとの事。

二人の医師の意見が真逆で決めかねています。
そこで質問です。
@そもそも避妊手術で卵巣を残す事があるのか?
A猫にとって卵巣がある方がメリットが大きいのか?長生きできるのか?
Bホルモン剤は無害なのか?
C再手術の難しさは話を聞いて知ってしますが、再手術のダメージと、卵巣を残したままのダメージとを比較するとどちらが良いのか?

以上を教えていただけないでしょうか?
猫にとって一番良い方法を選びたいと思います。


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