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Re:避妊再手術すべきかホルモン剤を選ぶべきか
投稿日 2014年3月31日(月)10時28分 投稿者 sumire

獣医師ではありません、譲渡ボランティアをしています。
避妊手術後の卵巣の残存?の問題(再発情)は、保護猫(野良猫)でも譲渡をした猫(飼い猫)でも出会っています。

@そもそも避妊手術で卵巣を残す事があるのか?
わざわざ残すと言う手法は、身近ではお聞きした事はありません。
海外では、野良猫が増えるのを防止する手法として、卵巣&子宮摘出よりも、子宮だけ摘出が有効と読んだことがあります。

A猫にとって卵巣がある方がメリットが大きいのか?長生きできるのか?
解りません

Bホルモン剤は無害なのか?
ホルモン剤は一生有効ではありません、繰り返しの仕様になると思います。長期間のホルモン剤の使用は害があるとお聞きしています。

C再手術の難しさは話を聞いて知ってしますが、再手術のダメージと、卵巣を残したままのダメージとを比較するとどちらが良いのか?
その子の発情の強さ、健康状態、にもよりますが、今まで出会った例は再手術をしています、手術した獣医さんは色々ですが、再手術を勧めでいらっしゃいます。
1件一度ホルモン剤を入れて、確か2年後に再手術をした子がいます。1件卵巣摘出の避妊手術で再発情が来て同じ病院で再手術して子宮の摘出、その後も発情が続き病院を変えて手術した所片側の卵巣が残っていた、その子は3回手術と言った事がありました。
飼い主さん側の理由として、泣き声がご近所迷惑になる、近くの雄の野良猫が家の庭に来る、発情が来ると食欲も落ちて鳴いて猫もつらそうにしている、です。

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