意見交換掲示板過去発言No.0000-201501-123
Re4:ペットの疥癬ダニの予防、対策について |
投稿日 2015年4月10日(金)10時37分 投稿者 プロキオン
>体細胞性免疫を高く維持しておくための体細胞性免疫が働いてくれるワクチン、というのは これは特定の銘柄とか、防いでくれる対象疾病が多いとかには直接の関係はありません。 ワクチンの銘柄や種類を問いません。 異種蛋白質である抗原が体内に侵入すれば、液性免疫だけを上昇させるというのではなく、体細胞性免疫もこれにともなって上昇します。また、体細胞性免疫ですので特定の病原体にだけ反応するのではなく、広く異種蛋白質に反応してくれます。弱点と言えば、液性免疫の抗体のように大量には生産されないことでしょうか。 先のレスにあげましたキツネや猪・クマ・ハクビシン等の疥癬のお話は、「イマドキの野生動物」という写真誌に掲載されていた話です。 人間の野生動物への無意識な餌付けというものが背景にあるというテーマが控えていますが、理屈を抜きに目にしてみても、面白い写真が掲載されています。 お寺のお墓でも、同じ墓石のお供え物に猿が来ていたり、クマが来ていたりで、私たちが考えている以上に野生動物が人間に接近かつ依存していることがわかります。 人間の方でも、私たちが訪問していた特別養護老人ホームにおいても一時疥癬が流行していたことがあり、施設長さんがなかなか治らなくてと仰られていました。 年齢を重ねますと免疫の方が衰えていきますので、薬物治療の効果がはかばかしくないということのようでした。 動物の方でも疥癬がありますよということを訪問活動のリーダーの獣医師がしておりましたが、その際にも症状が一定のレベルを超えてしまうと治療が困難になると説明していました。
|
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |