＞藁にもすがる思いでしたが、適切ではなかったようなので

さぷりさん、適切ではないということではありませんよ。飼い主さんの気持ちとしては当然すぎるほど当然なことです。
ただ、医師も獣医師も決して魔法使いではありません。昨日今日の地続きの延長線上に明日があるわけであって、一足飛びに１年後あるいは１０年後の果実を手にできるわけではありません。
デービスの試験にしても、臨床応用や安全性試験が必要ですし、製品化して流通して我が国に入っているというのは、かなりの時間がかかるはずです。

研究を紹介された先生にしても、なんとかならないかという気持ちでこの論文に行きついたのではないでしょうか。
真っ暗なトンネルの中を歩いて人に対して、出口は必ずあるはず、もう少し歩けば明かりが見えてくるはず、ということを伝えたかったのではないでしょうか？

で、この比喩を用いて私が言いたかったことを　もう少し補足すると、トンネルの数はそれこそ無数にあって、すべての獣医師が同じトンネルの中にいるわけではない。同じトンネルの中にいる獣医師の数も真っ暗なので知ることができない。どのような獣医師がどれだけいるのかは不明なのですが、このような論文を紹介してくださる先生ならきっと先の方にいるのではないのかな？　ということになります。