7月21日に、16年と9ヶ月で逝ったアトム。6月に入って、唾液腺が腫れたり、後ろ足が腫れたり、その度に獣医さんに通っていました。7月の頭に、お風呂に入れてやろうと抱っこすると、お腹が張っていることに気付き、すぐに獣医に連れて行ったところ、心臓が悪くなっているので、この夏は越せないかも、と言われ、愕然としました。それでも、嫌がって鳴くアトムを、病院に連れて行って、注射や、点滴、腹水を抜いてもらっていました。この頃から、私と眼を合わせなくなり、触られるのも、嫌がるようになってしまいました。
死んだ日も、午前中に、腹水を抜いてもらって、家に帰り、しばらくして、またパニックになり、少し落ち着くまで、仮眠をとって、ふと眼を覚ますと、アトムは、嘔吐し、口は開いたまま、眼は見開き、とても辛そうに、死んでしまっていました。そこまで嫌われていたかと、ショックで、何とか、少しでも楽にしてやろうとしていたことが、苦痛でしかなかったのかと、自分を責める毎日です。
痴呆が始まっていたのかもしれないけれど、寝てばかりだった、アトムをあまりかまってなかった事が、病気にさせてしまったのか、後悔ばかりです。