パピー、やっとおうちに戻って来たね。
すっかり小さくなってしまったけど　連れて帰って安心しました。
今日は大雨、ママとパパの心の涙が雨になったんだと思いました。
パピーは冷たくて　ママとパパは何度もパピーの体に触りながら
最期の時間を過ごしていたの。
顔も耳もお腹も背中も全部触ったよ。
最期、本当の最期は　パピーの顔にキスをして
耳元で　ありがとう、忘れないよ！って言いました。
聞こえてた？パピー。
ママとパパの写真も一緒に焼いてもらったよ。
今度逢えるまで　ママとパパの事、絶対に忘れないでね。

最後までどこかママたちに遠慮していたようなところがあったよね。
でも　あなたがどんなにいい子だったか　
他の誰もわからなくてもママとパパは知ってるよ。
優しくて　臆病で　食いしん坊で　我慢強くて
きっともっと甘えたかったのに　出来なかったんだよね。
それでも　ママやパパが外から帰って来る度　
いつも玄関まで飛び跳ねて迎えに来てくれたね。
喜びを体いっぱいに表して　うれしくて鳴きながらくるくる回ってたね。
もう今は　家に帰ってもこんなふうに迎えてくれる優しい子はいません。
それがこんなに辛くて寂しいなんて、、

パピーもクロも　ママにとってはかけがえのない家族だったの。
たった10年しか一緒にいられなかったけど　この10年は本当に幸せだったよ。
ママやパパの子供になってくれて　本当に本当にありがとう。
心から感謝しています。
パピーから貰った思い出は　ママの一生の宝物です。
どうか　虹の橋のたもとで待ってて下さい。
ママも何時の日か召されたら　必ず探しに行くから。
こんなママだけど　また一緒に暮らしてくれる？
パピーって呼んだら　元気だった頃みたいに飛び跳ねて走って来てね。

ありがとう、パピー。ずっと忘れない。
愛してますよ、ずっと。