今日の朝、ユキが旅立ちました。

腎臓と肝臓の数値がよくないのと　年齢からある程度の覚悟はしてたけど
こんなにも早く逝ってしまうなんて思っていませんでした。

16年間　ずっと一緒だったよね。
一番長い家族だったね。
人見知りの激しい　他の人には決して懐かなかったユキ。
ただ、ママとパパだけに心を許してくれていた。
ついこの前まで　16歳とは思えない程よく食べて
軽快な足取りであちこち好きなところにジャンプしては
お気に入りの場所で寛いでいたのに、
この1か月でみるみる体力が落ちて　
最後の数日は歩くことすら出来なくなってしまった。


それでも最後の最後まで　自分で動ける限界まで
這ってでもトイレに行ってたの　ママは知ってるよ。
朝床にトイレの木屑が散らばってるの何度も見たから。
自分で行けなくなってからでも　ママがトイレに連れて行かなければ
トイレシーツの上ですらおしっこもしないで我慢するような子だった。
本当に最後まですごく頑張ったね。

手が曲がってきて　真っ直ぐならなくなって　まったく力も入らない
もう動くのがしんどかったはずなのに　
つい数日前　いつの間にかにママたちの寝室に自分で入って来てたね。
朝方5時くらい　薄暗い中ママは何となく気配を感じて目を覚ました時
床に丸くなっていたユキを見つけてびっくりしたよ。
どうやってここまで来たの？
もう這うしかないのに　ここまで来てくれた事に胸がいっぱいになった。
エアコンが体に良くないと思って　わざと部屋の外に寝かしていたのに
少し開けておいたドアから　一生懸命這って来てくれたんだって
愛しさでいっぱいになった。

ユキ、今はもう苦しまなくていいんだよ。
ご飯も好きなだけ　お腹いっぱい食べられるよ。
虹の橋で　クロやパピーも待ってるから寂しくないよ。
きっと今頃久しぶりに顔を合わせてるかもしれないね。

でもママは寂しい、愛したみんながママの手の届かない遠くに行ってしまった。
もうただいまって帰ってきても　ママを迎えてくれる子は誰もいない。
寂しくてたまらないよ。

いつかまた　ママがそっちに行く時までみんなで仲良く待っててね。
ユキ、16年間本当にありがとう。
どうか安らかに。大好きだよ、ユキ。ありがとう。