ちゃとらが居なくなって3日が経ちます。
この3日間、四六時中ちゃとらの事ばかり考えて頭から離れないよ。

寂しくて辛くて押し潰されそうです。

家を出る前の、私を見つめるちゃとらの顔が何をしててもふいに頭の中に甦る。

本当は行きたく無かったよ。
あの状態でちゃとらがもう長く一緒に居られない事はわかってたから。
最後の最後くらいは暖かい膝の上でって思ってた。

ちゃとらが力を振り絞って私の膝に来てくれたのが嬉しくて切なくて、あと５分あと少しってあれでもギリギリだったんだ。

仕事も一時間早く上がらせてもらって走って帰ったけど間に合わなかった。

お父さんからの着信が入ってたけど掛け直したら聞きたくない言葉が耳に入ってきそうで、電話を聞かずに急いで帰ったら間に合うんじゃないかって走ったんだけど、やっぱり現実は変わらなかった。


横たわっているちゃとらを見て、息してるよね、
間に合ってるよねって願いながら触れたら固くて冷たい、今まで感じた事の無いあなたでした。

最後の最後まで頑張ってくれて、限界なんてとっくに越えてたことも分かってる。

前日の夜の時点でもうダメだって皆が思ってた。
もしここで寝ちゃったら次に目が覚めた時はちゃとらが息をしてないような気がして怖くて眠れなかった。

そんな皆の気持ちを知ってか、ちゃとらは驚くほど強く耐え抜いてくれたね。

計り知れないくらい辛くて苦しかったと思う。

ちゃとらは幸せだったよ、やっと楽になれたんだよって皆が言う。
私だってきっとそうだと思うし、分かってるよ。

ただ単に、今ちゃとらが側に居ないことが寂しいんだ。
この期に及んでも自分の事ばっかな私に自分でも何だかなぁって感じる。

けど夜疲れて帰って来て、いつも玄関までお出迎え来てくれたちゃとらが居なくて、寒い日も暑い日もウンザリされるほど一緒に寝てたちゃとらが居ない現状が凄く凄く辛いです。

いつも油断しきった顔で平和そうに日向ぼっこして寝てる姿を見て、周りの皆が口々にちゃとらは呑気でいいな、羨ましいなって言ってた。
そんなちゃとらの姿にいつも癒されて、その生活をいつまでも守っていきたいと思ってたのに。


居なくなってしまうなら本当に私も一緒に連れてって欲しかった。
取り残された今が辛くて辛くて仕方ないです。

でもどうしても、何が何でも一緒に連れてって貰ないのなら

いつかはちゃとらの分まで生きるって、連れてってじゃなくてちゃとらの為に生きるって前向きに胸はって思えるようになりたいです。