1ヶ月経っても被害の実態がまだ把握できていない災害は国内初ですから、現地・現場の人たちは想像以上に大変だと思います。一般の者、被災地から遠く離れている者、支援者がいちばん心すべきは、現地に負担をかけないことです。
もうすでに検討に入っているだろう県のシェルターのことは、個々に福島県庁にメールや電話をして忙しい相手に負担をかけるより、「やるべきところがちゃんとやっている」と思って任せるほうがいいです。本部が4/6に福島県と打ち合わせをしたのが本部HPを見ればわかります。それが、「やるべきところがちゃんとやっている」です。
なかなかわかりにくいことですが、こういうことが「本部はシステム」という意味なんです。
福島県獣医師会も、やるべきことはちゃんとやっています。福島県獣医師会の上部組織である日本獣医師会が国への働きかけをがんばっていますし、福島県獣医師会の支部ごとに小シェルターをちゃんと稼動させています。
避難所にも獣医師会が「飼い主さんへのお知らせ」をやっています。ペットのことはこれこれこういうサポートがあるから相談しなさいよって。
そのお知らせを目にしていない人へどう伝えるかと、それを見たのに相談する気のない人をどうするか、、ですね、課題は。