災害と動物掲示板過去発言No.0700-201104-163
Re:緊急災害時救援本部 |
投稿日 2011年4月15日(金)14時29分 投稿者 チッチ
広報は最初からすべきことはしていると思います。 もう十年以上も前に発足している制度です。 動物と防災対策の広報活動も地道にやってきています。 普段からのそういう地道な活動に、多くの市民が関心を持たないのはある意味仕方のないことです。 誰も日常の生活の営みで忙しい、無限にある事柄、分野の全てにそうそう、頭を振り向けてはいられません。自分の知っていることなど、浜の真砂の一粒くらいに認識していて間違いはありません。 ところが、ひとたび、大災害の事態になると、皆の注目度が高まり、関心が集中します。 ネットで検索して基礎知識の不足はある程度補えるはずなのに、そういう手間を省いて、窓口に集中します。 被災者なら仕方ないと思えますが、被災していない外野が、相手の状況を推察する配慮も無く窓口に殺到して、どうするんでしょう? 自分は単にパソコンの前にいて、情報の真贋の篩い分けも出来ないまま、あれが知りたい、これが知りたいと情報を要求する。 虫がいいとしか思えない。状況や現場の忙しさを想像したり、思いやる気持ちのかけらもない。そういう人間が愛護が出来るんだろうかと思います。 現場で動いている人達は事態に対応するため優先順位をつけ、組織だってフル稼働しています。 何か起きれば自分はなにもしないで、あれしてこれして、詳しく教えてと要求するばかり。 私は今まで、一度も本部に何も問い合わせをしていません。 福祉協会の事務局スタッフは、獣医師二名(内、一名は定年で嘱託だと思います。)、事務局長と事務員一名で運営されています。その上に理事会があるし、福祉協会専従スタッフではないけれど、通常の活動を連携している獣医師や有識者が一定数います。 ですから、この非常時に二三名で回しているとは思いません。 本部構成団体はどこも総力戦で臨んでいるはずです。 支部と本部は立場が異なるし、一般会員に強制的に動員をかける筋合いのものではありませんから、公の窓口を設けてボランティア募集等もかけているわけです。 特定の団体が何をしたかにをしたというスタンスでなく、公の制度ですから、広く一般市民もルールにのっとってボランティア参加できる仕組みになっています。 しかし、窓口対応等は誰にでも任せられるものではありません。いい加減な対応で更なる混乱を招くようなことは本部はしません。 烏合の衆で内部に混乱を生じさせるようなことはしないでしょう。 平常時からの蓄積で未曾有の大災害に対応しています。 急場の俄か好奇心でなく、普段からシンポジウムや研修会に参加していれば、窓口対応も徒に混雑し、無駄な時間でスタッフが疲弊することも無かったでしょう。
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