災害と動物掲示板過去発言No.0700-201104-200
Re3:この国に賭けるものはあるのかな |
投稿日 2011年4月20日(水)14時13分 投稿者 りんママ
寄付をしたことを後悔された方は、自分の思惑通りに物事が進まなかったからという心理があるのでしょうね。 でも、福島県の20km内の動物だけが被災をしているのでしょうか? また緊急災害時動物救援本部から、後方支援がないと仰る団体や個人さんについては、多くの方からの善意の浄財ですから、義援金として集めたお金は、活動の内容を見極める必要もでてくるのではないでしょうか? 寄付をされる方は、色んなお考えをお持ちの方がいらっしゃいます。 動物を救護する人への支援を含めて義援金や支援金として送られている方もいれば、動物救護だけ支援したつもりだからそれ以外の目的で使用をすることを否とお考えになる方。 でも、動物を救護するには人が動かねばなりませんから同然そういう経費も必要なのですけど。 また、国内外から入っているボランティア団体の中には、緊急災害時動物救援本部からの支援を受けない。また支援を頼らないということは自分達のやり方方法で時には法を守らず(一例を挙げれば、犬を保護をした場合には、届け出が必要です。混乱している時は緊急を要することもありますが、落ちついて来た段階で法を守ることが飼い主の元に戻す第一歩)物事を進めている団体もありますし、色んな意味で協調をしたくないと言う理由もあるのではないでしょうか? 飼い主や保護主が届けを出して探すという当たり前の事も特に災害時に関わらず、出来ない方も多くいらっしゃいます。可哀想だから保護をしたけど、届け出せずに1週間程で新しい飼い主を捜される方。保護をすると言うことは簡単ですがその後に飼い主の元に必ず帰してあげるという気持ちで探されるには気力も体力もお金も掛かります。 原発の問題もあって福島の犬たちばかりがクローズアップされますが、津波で被災をした飼い主や動物たちもいるのです。 飼い主さん達の中には、今は手放すことになったとしても生活が安定をしたら迎えに行きたい。迎えに行けずとも近くにいて欲しいという気持ちの方もいらっしゃいます。 津波の被害についてもまだ終息したわけではありません。 もちろん原発の問題も、余震のことなどまだまだ先が見えていない段階です。 少なくても可哀想だから助けたいという一時的な感情で救援を行うのではなく、フードに関わらずこれから何年か継続して支援をしていけるだけのネットワークがあるかどうかを見極めなければならないのではないでしょうか。
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