災害と動物掲示板過去発言No.0700-201104-225
Re:20k圏内の家畜 |
投稿日 2011年4月22日(金)20時17分 投稿者 チッチ
どれ位の人数が必要になるか考えたら、私はほとんど絶望的だと思います。 誰を投入するにもフルタイムで働かせるわけにはいかない。 誰にでも命令してやらせられる仕事じゃない。 畜産農家の直接の被害者の方達が、東電に詰め寄り「せめて安楽死措置をとれ、おまえんとこが責任をもって早急に処分しろ!楽にしてやってくれ!今直ぐに!」と詰め寄ってくれれば希望があるかもしれない・・・ まだどれ位の頭数が存命しているのか分からないけれど、事故前の頭数は万単位十万単位だったと思いますが・・ ともかく遅すぎた それがやむを得なかったのかどうか? 餓死についてですが、人間の場合は餓死は本人にとってはそれほど酷い死に方ではないというのを、私は体験しました。 留学中、送金の手違いと銀行のストライキが重なって、私は餓死の手前まで行った経験があります。夏休暇を過ごす予定で移動したその街に知り合いは誰もいませんでした。 最初の7〜10日間くらいです。気も狂わんばかりの妄想に苛まれるのは。 そのあとくるのは衰弱です。 半睡半覚状態で横たわっていることが多くなれば、多分、そのまま眠るがごとく逝くのだろうと思いました。 最後の日、銀行の支店に向いながら、私は時々、道の真ん中でしゃがみこんでしまいました。苦痛はなかったのですが、意識ははっきりしていたので自分に言い聞かせました。 これで、また、未だお金が届いていなかったら、躊躇わず、一番近い教会に入って、助けを求めよう、大使館に連絡して貰おう、野菜スープとチーズを食べさせて貰おうと。 私は、明日未だ歩く体力が残っているとは限らないと、自分に言い聞かせました。これ以上、今の状況を長引かせると危険領域に踏み込んでしまうのかもしれないんぁと。 3週間くらいだったと思います。結構、持ちますね。 以来、何も食べない餓死は衰弱死で最悪なものではないと思っています。 最悪の餓死は長引く飢餓状態じゃないかと思ったりしています。 つまり、二日に一回でも木の皮でも、握り飯半分でも口にしていれば、人間は結構生きながらえる、何年でも。でも、精神を蝕まれますよね、多分。 ロケットニュースの牛達の写真を見ました。 見なくても、状況から想像することは出来ました。 私の居住地から一番近い原発は島根原発です。 こういうことが二度と繰り返されないよう、島根県へ働きかけるつもりです。
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