災害と動物掲示板過去発言No.0700-201104-38
Re4:文書が書かれた時からネット上で公表されるまでの時間差を考慮に入れる |
投稿日 2011年4月5日(火)23時22分 投稿者 チッチ
通行人様、私は獣医ではありません。あなた同様、素人です。 プロキオン様は獣医さんでしょう。 だからお忙しい中、世のため人のため、素人にも分かりやすく、何故、原発禁止区域内から犬猫を持ち出さないよう、既に持ち出してしまった場合は、何をすればいいか情報発信していらっしゃるのだろうと思います。 「独自でも調査が出来る人脈、お力は書き込からも分かります。」? 私はこちらの掲示板に参加している獣医さん方にそんな力があるとは思いません。 日本獣医師会が平成23年4月1日付けで「原発事故避難区域飼育動物の救護対策(要 望)」を出していますが、未だ結果は出ていません。水面下で進捗しているのかもしれませんが、公表されていないので、私たちは未だ結果を知りません。 獣医師会は何もしないのではなく、早急な政治的決断を望んでいます。 【(前略) これら震災被災動物の救護活動に対する活動資金の提供をはじめ、救護用資 材(動物用医薬品・医療用具、飼料、飼育管理用具など)の供給についての支 援につきましては、先に平成23年3月29日付けをもって要請したところで すが、一方、福島第一原子力発電所事故に起因する放射性物質汚染により、原 発事故発生現地において飼育されている動物及び現地から避難した方が帯同す る動物についての放射線被爆の問題が生じ、これら動物に対する救護活動の停 滞が懸念されるところであります。 特に立ち入り制限・避難区域(避難指示・屋内退避指示)において飼育者 に遺棄された飼育管理の行き届かない被災動物については、強度の衰弱のほか、 餓死することすら懸念されるところです。 つきましては、避難区域において飼育され放射線被曝が懸念される被災動物の 救護に関し、下記事項について、事態が事態だけに政府自らが取り組まれるこ とについてご指導頂きたくお願い申し上げます。 記 原発事故避難区域において飼育され放射線被曝のおそれのある被災動物の救 護については、行政当局において現地における放射線汚染状況を踏まえた救護 活動取り組みに対する判断を逐次、提示頂くとともに、救護者の放射線被爆防 止及び被災動物の受け入れに当たっての除染の処置、動物福祉の観点からの安 楽致死処置の適用を含めた救護ガイドラインの提示、更に救護活動については 放射線防御の万全をつくしたうえで、専門知識を有する者による実施を求め、 万一の放射線被曝については万全を期すること。】 「一生懸命やってるのに」、自称保護活動の人達は、よくそう言い逃れます。 一生懸命やっているというのは、それだけでは褒められたことではないんです。 自称保護活動の人々やその世界については、私は裏も表も知っています。 獣医さんよりも、保護活動の実態についてはよく知っています。 まぁ、その話をする場所ではないので、これ以上は控えて見ることとします。 皆さんも私も、ここで聞きたいのは獣医学的なお話ですからね。
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