災害と動物掲示板 2011年10月22日(土)17時45分

　宮崎県の口蹄疫における殺処分作業には、鳥取県からも獣医師が派遣されました。
　先日、ちょっとお話を伺う機会があったのですが、「命がけだ、精神的なことだけじゃない、向こうの方が（牛）体も大きい、力も強い。それを薬殺していくのは格闘技。タイミングがちょっとでもずれたら、こちらがやられる。」
　聞くところによれば、牛が暴れて失明された獣医師の方がいるそうです。

　情操の涵養目的としての愛護は現場を知らないんですね。
　ポータブルな猫だって、かわいそう、かわいそうと拾っていたら切りがなく、猫が可哀想より拾うこちらが可哀想になってくるのはあっという間。

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