ネコ掲示板過去発言No.1200-201011-37
Re:里親について(長文すみません) |
投稿日 2010年11月17日(水)11時16分 投稿者 プロキオン
自らが猫の飼育を継続することができなくなって、誰かに託すという場合、その誰かがどこの誰か知己があってのことであれば、人間関係の中でやればよろしいかと思います。 どこの誰とも分からない人間の出現を期待しての話であれば、餌はこのメーカー、トイレ砂は何、塒にはこのようなものでとこちらの希望をつける度に、引き取り手が減っていきます。引き取り手の範囲をいたずらに狭めていくだけのことにしかなりません。 それを承知のうえでの御相談としても、結局のところ、どこかで妥協するなり、あきらめるなりするしかないのではないでしょうか? その決断点というのは、他人がどうのこうのできるものでもありませんし、当事者が決断するしかないはずです。はたして、第三者が相談に乗れることなのでしょうか? 原則的には、猫の飼育が継続できないという時点で、その猫を誰かに委ねなくてはならないなら、その猫をどのように飼育するかは委ねられて人間の裁量というか、委ねられる人間の意思が尊重されるべきでしょうね。 譲渡の際に、どのような注文をつけてあったにしても、どのような約束をとりつけたにしても、最終的には新たな飼い主さんの思うところにしかなりません。 また、肝心の猫にとっても、委ねる側の元飼い主である人間は、存在していないことになるわけですから、新たな環境に馴染むしかないはずです。
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