獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-201011-48

Re7:里親について(長文すみません)
投稿日 2010年11月21日(日)00時18分 投稿者 りんママ

まるまるさんへ

一連の流れを拝見しておりましたが、
プロキオンさんもsumireさんも気分を害しているわけではないと思いますよ。

ただ、手放すということが前提としてあるように感じますから、手放さなくてもよい方法がないのかの相談でもよいのではないかなと思います。

やんごとなき事情で猫さんを手放さなければならない事もあるでしょう。
現在置かれている事情について、例えば近隣との住人とのトラブルであれば、トラブルの内容によっては、解決の方法や糸口も見つかるかもしれませんよ。

賃貸であれば転居ということも一つの手段でしょう。
賃貸や分譲マンションで動物飼育NGになったのであれば相談先や対処の事例はあります。
戸建てであれば、内外自由猫さんで問題を引き起こしたのであれば、飼育環境を変えられることでもトラブルは防げます。

生活環境の変化(結婚や妊娠)であれば、これも周囲を説得をすることで解決をされた方はいらっしゃいます。

中には、動物に対する考え方から子育てなどの考え方の違いに発展して離婚というケースもありますが。

いろいろお考えになられて、最悪の事態を想定されているのだとは思いますが、私の知り合いで8才の猫さんを有料で預かっています。
その発端は、飼い主さんから8才の猫の里親捜しの相談を受けました。
話の内容を伺うと猫がご主人に対しておびえる。
猫(結婚前から奥さんが飼育して連れてきた)に対して虐待があるということがわかったというご相談でした。
でもよくよく話を聞いていると、お子さんが生まれて奥さんが子供さんと猫の世話にかかり切りになった頃から、猫に対して暴力をふるっていた。
でもそれを止めると奥さんにも手が出ていることが判りましたので、ご主人を含めて猫をどうするかと言う話になりました。
それまでにご主人のご両親と奥様のご両親との間で話し合いがあったのですが、離婚は望んでいないということ。猫も手放したくはないということでしたので、ペットシッターをしている友人が有償で預かることになりました。

治療が必要な場合をどうするかを含め毎月のえさ代と世話代を契約書として交わし面倒をみて7年になります。奥さんは、時々様子を見に来ているようです。
現在もおばあちゃんになりましたが、元気です。
ご主人からは毎月猫さんの生活費は支払われております。

友人宅でも犬猫や保護犬がいますので、プロキオンさんの家の猫さん同様増えても減ってもその環境に馴染んで貰わねばなりません。
こればっかりは、どこのお家に行っても同じだと思います。

まるまるさんが、人柄を見てお任せできると判断されたのでしたら後はその方を信頼をするより他はないのではないかしら。

猫さんとまるまるさんにとって良い解決方法が見つかりますことを願っております。

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