おはようございます、クックさん。

その猫は単に野良猫だったとしか記載されておりませが、天井猫だったのでしょうか？　それとも、人間を嫌いになるような体験でもあったのでしょうか？
ライハウゼンの言葉に、「猫は猛獣ゆえに人に慣れる。」という台詞があります。このライハウゼンは、猫というよりもライオンを中心とした猫科の動物の研究者と言ってよいと思うのですが、「恐いものがないからこそ、その赤ちゃんの時代は、無防備・無警戒であって、人にも慣れる」ということだそうです。
おそらく、その猫は人間を警戒する事を学んでしまったのでしょうね。そのような猫が手からの餌を貰いにくるのであれば、それはそれで良しとするところだと思いますよ。
そのような状態で７年暮らしているということであれば、今の距離感が猫にとって、最も安心できるのでしょう。

我が家にも、「あやめ」という子猫の頃に骨折して捨てられていた黒猫がいますが、この猫も同じく距離をとる猫です。お腹がすけば鳴いて催促しますが、手を伸ばせばぴょんと距離をおきますし、子供達が小さい頃はいつも物陰に隠れていました。機嫌の良いときであれば、触ったり抱いたりもできますが、普段は１メートル先の猫です。
あやめは、そういう猫ですから、それがあやめなのだと思っています、今年の夏が来れば１１歳です。しつこく甘えてくる猫も他にいますから、猫の個性という理解でおりますし、恐い事嫌な事を経験していたのであれば、それを無理に思い出させるようなことを強いてすることもないという接し方でいます。

その猫もクックさんに懐いているのだと私は受け取っております、あとは、人間の方の気持ちの問題ではないでしょうか？