ネコ掲示板過去発言No.1200-201110-39
Re3:乳離れの方法 |
投稿日 2011年6月15日(水)10時35分 投稿者 プロキオン
>説明不足ですみません。雌猫の乳腺からか血がでているのではなく、おっぱいの周りからでている様子です。 ああ、そういうことでしたか。乳汁の中に血液が混じっているのか受け取ってしまっていました。 となりますと、通常の母子における離乳の過程と同じですね。 子猫が赤ちゃんのうちは、歯もなく吸うだけなのが、しだいに大きくなって乳歯も生えてきて、乳汁を吸うときに乳頭を痛めて、母猫も授乳が負担になってきて、授乳時間が短くなってきます。 それと同時に、子猫の方も乳歯が生える刺激で口の中がもぞもぞして、無意識的に何かを咬みたくてしかたなくなっています。栄養要求量も増えていますから、これらの事情が、重なって物を食べるという方向に流れていきます。 おそらく、子猫の方は、りんママさんが言われているように栄養が足りていないのでしょう。というか、口にすることはあっても消化吸収が充分ではないのではないかと想像します。だから、雌猫の乳頭に吸い付く時間を短くしたいのであれば、その前に哺乳瓶による哺乳を子猫が満腹になるまで充分にしておくということになると思います。 雌猫の方は、母性による授乳のスイッチが入ったタイミングが、ずれていたという事になりますが、たぶん、スイッチが入ったばかりなので、痛みに耐えているのだと思います。 離乳は自然に進行しますが、その前に子猫に充分量の哺乳をしておくことが必要ですね。そうすれば、雌猫の負担は減らすことが出来ます。 相談内容は、離乳方法でしたが、問題の解決には逆の哺乳になりそうです。
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