ネコ掲示板 2019年12月5日(木)22時18分

私は犬猫よりも小さい小鳥を中心に診療しています。
呼吸が荒い小鳥が来たら、まず触りません。
非常に危険な状態で、診察も難しいことを飼い主さんに伝え、それでも診察をしますかと同意を得ます。
呼吸が荒い小鳥の診察は、私どもでは１割から２割程度は診察中に死にます。
おっしゃるように酸素吸引で状態をよくするというのも一方かもしれませんが、時間をかければ状態が悪くなるかもしれないし、一刻も早く診断をと考える先生が間違っているとも言いにくい。
猫でも呼吸が荒いというのは緊急事態で、後になればこうすればよかったと後悔することもあるかもしれませんが、今助けたいというのが獣医師の気持ちで、何がよかったかは言いにくいです。
大事にされてた猫を無くされたお気持ち、私も猫を飼い続けたものとしてお悔やみ申し上げます。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー