獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-202107-8

Re2:お詫びと訂正
投稿日 2011年11月22日(火)10時17分 投稿者 プロキオン

自然災害が発生する都度、そこで生活していた人間だけでなく、発生地で暮らしていた動物も同じように被災します。そのような動物たちをなんとか助けてあげる事ができないだろうかと心を痛める人々がいます。
と、同時に、そのような動物たちを助けるためにレスキュー活動を実施しますと称して全国から寄付をつのる輩も出現してきます。過去、そのような名目で多額の寄付を集めたのにもかかわらず、使途不明のお金の流れをつくってしまった団体があるわけです。

今回の東日本大震災においても、当初から、そのような寄付をつのる団体が活動をしており、全国から寄せられている善意を、本当に動物たちのために活用しなくてはならない必然性があったわけです。
皆がバラバラに、名乗りをあげた団体に寄付していたのでは、怪しげな団体へもお金が届く事になってしまい、これだけ大規模の震災の中でいくらあっても足りないであろうお金が無駄に消えてしまうことを危惧した次第です。
そこで、動物に関わる4つの団体から構成された表記の団体に、寄付金を集中させて、過去に不正があったと思われる怪しい団体には、善意の寄付金が渡らないようにするべきではないかと考えておりました。当然、これらの構成4団体には、過去に問題をおこした団体については、その評判やクレーム、相談が届いているという前提で、情報を有しているという判断でした。

けれども、寄せられた善意の支給先としては、相応しくない団体が複数支給を受けていることが判明したということになります。
動物病院へのクレームだけに限らず、愛護団体でこのような事があったという内容の話も私達のところへは届くことが多々あり、何故、全国からの善意の行く先として相応しくない団体にまで、お金が支給されるのか理解に苦しむところなのです。

全国から善意の寄付をよせてくれる人達にしてみても、その寄付金の使途について最後まで監視することはできません。
けれども、その事が、寄付をしっぱなしでそれ以後を気にかけていないということではありません。最後まで、本当の目的に活用されることを期待しているわけです。救援本部については、お金だけでなく、そのような人達の願いも同時に受け取っているわけであって
、その点を決しておろそかにしてはならないのではないかと私は考えているのです。

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