ウサギ掲示板過去発言No.1500-201108-28
Re:お腹がぽんぽんしています |
投稿日 2011年8月4日(木)02時02分 投稿者 チーママ
お腹がぽんぽんというのは、気になりますよね。 飼い主さんができるのは、暖めながらマッサージでしょうか。 ただ一般的に言われるお腹のマッサージは、ケースによっては危険なこともあります。 ですからここでは、無難なつぼ押しマッサージを。 この時期ですから、必ずしも暖めなくても良いかと思いますが、ウサギさんが嫌がらないのであれば、暖めた方が血行が促進され、緊張した神経がほぐれますので、一応暖めることも書いておきますね。 濡れタオルをレンジでチンして暖めます。それをビニール袋などで包んで、ウサギさんの腰に当てます。腰といってもお尻の方ではなく、背骨の首と尻尾の中間より尻尾よりの部分です。そこに暖めたタオルを置いて、タオルごと緩々動かしながらマッサージ。 タオルの温度は、飼い主さんが触れる程度の熱さ。元来が体温39℃〜40℃あるウサギさんですから、ぬるいと冷やしているようなものです。それに毛皮があるので、皮膚に温度が浸透するには時間がかかります。さめたらまたレンジでチンしてくださいね。 少し温まったら、先ほどの背骨の中間点より尻尾よりを、利き手の親指と人差し指で背骨の両側をじっくり押します。この場合、押し込むというより、ある程度の深さ(1cmくらい)までで押し止める感じが無難です。 下手にきつく押し込むと怪我をさせますから、気持ち程度でもかまいません。 押す位置は少しずつ移動して、前後5cmくらいでしょうか。ここが消化器官のつぼです。 ウサギさんの様子を見ながら、嫌がるようならやめてくださいね。 おとなしくしているようなら、肩の辺りも手のひら全体で包むようにして、ゆるゆるマッサージ。お耳も軽くもみもみ。頭をなでて、また肩をマッサージ。腰のつぼをまた押して。 というように、全身の血行が良くなるように、緊張している神経が緩むようにと願いながら、いいこねーと声をかけながらリラックスさせてあげましょう。 濡れタオル以外では、ホッカイロなども良いかと思います。私の知人は、手袋をはめて、その手のひらにホッカイロをいれて、ナデナデしていました。我が家では、人間用肩こりパッドを使っています。これはビーズが入っていて、レンジでチンするとかなりの時間暖めることができます。 いずれも、ウサギさんが嫌がるようなら続けてはだめですよ。 あとプリンペランとぺリアクチンをいただいているようですが、ぺリアクチンは食欲増進を目的としていて、プリンペランは主に胃の蠕動(動き)を促進する薬です。 もうひとつガスモチンという薬を、我が家ではいただきます。 ガスモチンは主に腸の受容体に働きかけて、蠕動(動き)を促す薬です。 我が家のウサギたちは、どちらかというとガスモチンを使うことが多いです。 もちろん胃が動けば腸も動くはずですので、プリンペランが処方されることが多いのですが、腸の動きが悪くて不調になっている時は、ガスモチンのほうが利きが良い気がします。 このあたりは、実際に見ておられる獣医さんの判断が優先されますので、一度先生にご相談なさってはいかがかと思います。 また食欲が落ちている時、ペレット・牧草主体の食生活では水分不足が気になります。 乾燥パパイヤも水分は取れません。ですので、食べるならば野菜を与えて水分補給を図ってみてください。この場合、普段食べないものでも食べることがありますので、何でもかんでも並べてみるというのがお約束。 どうも体調不良の時は、人間と同じに味覚が変わるのかもしれません。 どうせ食べないと思っているものに、食いついたりします。 また野菜ですと、香りもの(シソ、パセリ、セロリ、バジル、クレソン、三つ葉、ミント、明日葉等)が食いつきが良いこともあります。 バナナも手軽な栄養と繊維補給になります。食べつけないものでお腹を壊すことがないか注意しながら、あれこれ試してみてくださいね。 夏の暑さといっても、不調の時は中医学(東洋医学)的に体が冷えていることがあります。人間で言えば、暑くて仕方ないのにクーラーのせいで足がむくむといったところです。この場合も、まずは暖めて血のめぐりを良くして、リンパの流れをよくし、神経をほぐすことが大事ですよね。それと同じです。 またお外に出て遊びたいというならば、様子を見るためにも、いつもより多めに出して相手をしてあげてみてはどうでしょう。 遊んでいてすぐに座り込む。隅っこの暗いところ、静かなところにこもってしまう。 こういう時は、要注意です。 常にウサギさんの目の輝きに注意して、どんよりしているなら、これも要注意。 でも注意するといっても、さりげなく見るか、見ていることを気づかれないように。 飼い主さんの心配顔は、ウサギさんを緊張させますからね。特に具合の悪い時は、見られることに神経質になります。 お腹がぽんぽんというのは、我が家でもあります。 そのままにしておくと、本当に腸の動きが悪くなりますので、早めに手当てしてあげたいですね。お薬で中から、マッサージで外から、両面でサポートしてあげてくださいね。 一日も早く良くなって、キラキラウサギさんになりますように、心から祈っています。
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