獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-201109-16

Re:あごの臭腺
投稿日 2011年9月18日(日)08時51分 投稿者 チーママ

うさぎ大好き!さん 2回もご投稿させてしまって、申し訳ありません。広報板はスタッフが内容チェックしてからアップしていますので、ご投稿いただいても掲示板にアップされるまで時間がかかることがあります。昨夜のご投稿はお名前が文字バケしていましたので、今朝の分を採用させていただきました。ご了承くださいね。

さて、はげてしまったことですが、ウサギの皮膚は大変弱く、よだれでも涙でもおしっこでも、濡れた状態が続くと毛が抜けてしまいます。それ以上続くと皮膚が炎症を起こしやすいので、様子しだいでは早めに獣医さんに原因を見つけてもらって、対処していただいたほうがよろしいですね。清潔にして乾燥すれば、大体1週間もせずに毛が生えてきますので、その点はご心配要りません。

今回は臭腺とのこと。通常であれば毛がはげてしまうほど濡れることはないと思いますので、一時炎症を起こしてひどく出たのかもしれませんね。繰り返すようなら、獣医さんに見ていただいた方がよいかと。臭腺が炎症を起こして感染症になるといけませんので。
また少々におったようですから、臭腺ではなくよだれだったかもしれません。この場合は、ほとんどが歯の噛み合わせの不都合、あるいは口内炎等が原因です。歯の噛み合わせが自然と治ると言うことはありませんが、多少のことですとウサギさんはあごをずらせて噛めるようにしてしまうことがあるので、一度歯科チェックをしていただくと安心です。
一時的に噛めるようになっても、問題の歯のトラブルは進みますので。
歯のトラブルは、ウサギさんによって感じ方が違うようです。ほんの少しの違和感でも食欲が落ちる子もいますし、ひどくなっても平気で食べている子もいて、そういう子は気がついたときにはかなりひどいことになってしまいます。

皮膚はきれいな色をしていますか?体のほかの部分と比べて、まだ赤みがある、かなり赤いと言う場合は、濡れタオルなどできれいに拭いてあげ、その後乾いたタオルでよく拭いて乾かしてあげるとよいですね。
これからもよく見ていて、何かおかしいと思ったら、獣医さんに診ていただいて下さいね。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。