馬・ロバ・ポニー掲示板過去発言No.2200-202103-21
Re:アドバイスをください |
投稿日 2010年3月18日(木)01時48分 投稿者 sutemaru
チアキさんへ 確かに雪の降った時期から高温多湿の場所への移動は、五歳まで育った環境との違いは一ヶ月では追いつかないかもしれませんね。輸送中の様子もその子への影響はかなりあると思いますし、その間に健康体で移動出来ていたのかの影響も考える必要はあるのでしょうね。 頂いた写真が今の状態でしょうか? 冬毛が短い方だと言う事ですが、これが毛刈りしていない状態にはちょっと見えないのですが、後に見える樹木からするとマレーシアかしらね。 喘鳴が気になりますが、先生にご相談できるようですがそちらは検査が出来る環境なのですか? 日本では競馬馬などは北海道で生まれた子は、夏場北海道へ避暑に戻らせたりしていますけど、そういう環境ではない乗馬学校などにいる乗馬馬はその地でずっと暮らすのですから、管理している方たちは、その地に合った方法をとりますから、一概に言える事ではありませんが、その子その子の体調を見ながら、徐々に身体を慣らしていくしか無いとは思います。 移動する時期を選べるなら、大差がない時期の移動が望ましいでしょうし、それが許されない移動もありますから、それも言えませんけどね。 今置いていらっしゃる乗馬クラブの厩務員の方に常に様子を把握しておいて頂き、蹄はその厩舎の環境でも世話の方法は違うでしょうから、その辺りも判らないと気を付ける注意は中々難しいですね。 厩舎自体の環境も大きいでしょうね。空調管理が出来ていて、厩舎内の敷き藁やオガなどにも呼吸器への影響がある時もありますしね。その子に合っているかどうか、飼料にしても大きな変化はないかどうか、今までとの違いも考える必要があるでしょうね。 全ての環境を思い通りには出来ないでしょうが、そう言う変化を考えてその子が体が慣れるまで無理をさせない、まずはそれしかないかもしれませんね。 蹄は削蹄にきて頂く時に、良くその変化を教えたり教わったりして、把握しておく事ですね。 やはりその地にいらっしゃる方が一番その地に合った飼い方をご存知だと思いますし、そこのクラブの飼い方もあるでしょうし、お世話して下さる方が一番変化に気がつくでしょうから、常にコンタクトを取り、どんな変化にもすぐ気がつけるようにして毎日を送っていくことだと思いますが。
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