すずめについてお聞きしたいことがあります。

洗濯カゴが自分の家で、しかも一番安全だと思っていたすずめがいました
出会いは巣から落ちたときにケガをしてたのか
足が片足、体育の時にした『休め』のポーズのようで
片羽も少し奇形でした。体格も野生のすずめより小柄でした。

ぱぁっと少しだけ飛んでは、母の頭によくとまってました。
名前は「ちっち」、今年で６歳でした。

『ちっち』と呼ぶとちっちも「ちちっ！」と返事する、
洗濯かごに手を入れると、手のひらに頭からつっこんで
母の膝でかわいがられるのが大好きでした。

冷蔵庫を開けると「ちちっ」と「ちょーだい（バニラアイス）」と
催促したり、抱っこしてほしくて母に最初は「ちぃちぃ」と甘えた鳴き方をし、
忙しくて相手をしないでいると、「ヂイヂイ」キレたように威嚇的鳴き方をしたり
犬をかわいがるとカゴの隙間から覗き込んでやきもちを焼くなど
犬よりも自己主張の多いちっちでしたが、慣れるとかわいくてしょうがなかったです。

ちっちはウチがいいんだねぇ〜と居ることが当たり前だと思っていたのですが
１７日の朝、母が窓をあけっぱなしで、庭いじりをしていたとき、
ちっちの巣はちっちが出たり入ったり遊べるようにカゴを斜めにしていたようで
突然母の頭上を「ちちっ」といいながら、通りを挟んで向いの空き家の庭に飛んで
行ってしまいました。

空き家はたまに親戚の方らしき人が庭の手入れに入るのですが
今は新緑でぼうぼうになっていました。

そこにちっちは入り込んでしまいましたが
父は即、はしごを掛けてちっちをよんだのですが
ちっちはでてきませんでした。

母もちっちちっちと散々呼んだのですが
帰ってきません。

だらだら長くなってしまいましたが、
ちっちは死期を悟って野山にかえってしまったのでしょうか？

あんなにうちが気に入って飛んでいかなかったちっちだけに

父も母も今ほうけています。
もう帰ってはこないのでしょうか？