獣医師広報板ニュース

野生と自然掲示板過去発言No.4000-201010-82

Re:都会の川辺の風景 2
投稿日 2010年3月24日(水)10時51分 投稿者 水辺っ子

大阪は、「水都」と呼ばれるくらい昔から掘割や河川が多く、
全面積の一割を水が占めている街なので、個人的には鳥というと水辺の鳥の方を
先に思い浮かべてしまいます。
大阪市内でよく見かける水辺の鳥は、
アオサギ、カルガモ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ゴイサギ、カワウ、カイツブリ、
場所によってはアジサシやカワセミも市内で見かけます(最初カワセミを見た時は驚きました)。そして冬になると多くの渡り鳥が加わります。
また淀川縁や大阪湾付近に行けばさらに多種類になりますが、都心部界隈ではこんな感じでしょうか。
白鷺は、大阪都心部では全体に川が深いせいかあまり見かけません。
都心から少し離れて田圃や野原、浅い小川などがある場所になれば白鷺はよく見かけます。
アオサギは多いですね。必ずと言っていいほど見かけます。
カワウはとてもよく見かけます、よく道頓堀や中之島でも泳いだり飛んだりしています。
カルガモは、ミナミの中心部から西へ行った幸町付近の道頓堀川べりで、時期になると雛を連れて泳いでいるのを見かけます。
中之島でもよく見かけますね。たまに大噴水の下から、噴水放射時に慌てて飛び立つ姿がみられます。
鳥たちに気付くまで、大阪市内って自然の少ないところだと思い込んでいましたが、鳥に気付き川をよく見るようになって、なんと大阪市内は自然に恵まれた所なんだと知りました。
緑の生える地面の代わりに大阪は水が流れ、多くの生き物たちが暮しているのですね。
もっと大阪の人たちが、この自然と触れ合えるといいのにと思います。
巨大鯉で世界的にも有名な大川や、ぱっとみ生き物がいそうに見えないのに、そのじつ亀との出会い率がとても高い東横堀、30cmをゆうに越えるぼらの大群が遡上する堂島川・・・
大阪の人に、川は本当に宝物だと、声を大きくして伝えたい思いでいっぱいです。

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