動物の愛護掲示板過去発言No.6000-201106-16
Re2:里親という表現(言葉)について |
投稿日 2009年7月1日(水)17時06分 投稿者 プロキオン
mamiさんへ 再生できないという意味であれば、命はどのような命であれ等しく尊いものであり、大切にされなくてはなりません。 しかし、その命も例え人間であれ、犬や猫であれ、意図的にこの世に生み出すことはできます。生まれてきた命がどのような過程を経て育ち、周囲とのかかわりをもって生きていくかで命のありようが異なってきます。惜しまれる命もあれば、死んでホッとされてしまう命もあります。命を尊ぶ生き方もありますし、命を軽んじる生き方もあります。 自らに近い命とまったく無関係の命であれば、犬や猫の方が重く感じられることもあります。 言葉としてではなく、実際の感覚とすれば、命にも軽重は当然存在します。ただ、何が重くて何が軽いとするかは、その人自身の生き方・あり様に左右されます。命そのものは命であって、何ら変化するものではありません。 自らを「可哀想な命」と思っていれば、やはり周囲からも「可哀想のもの」とみなされるでしょうし、そのようにあつかわれるのではないでしょうか? 人間なら自分自身で生き方を変えていくこともできますから、「大切な命」になることのできるチャンスは多いように思います。動物達は、飼い主さん次第ですから、飼い主さんが守ってあげないとならないですね。
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