獣医師広報板ニュース

動物の愛護掲示板過去発言No.6000-201106-45

動物救護の連絡先は
投稿日 2011年3月19日(土)10時35分 投稿者 プロキオン

動物救護に関わる連絡先は、この掲示板の右側にあるバナー表示されている「緊急災害時動物救援本部」を周囲の方々に周知してくださるようにお願いします。

今朝の新聞報道によっても、今回の震災の救護活動を名目として、さまざまな義援金を収集を図る者が出てきているとの事です。新聞掲載記事は被災者の救援を名目としたものについてのことですが、ネット情報では、動物に関わる義援金収集を目的とした話も伝わるようになってきております。
義援金は、真に被災者や被災動物のために使われてこそ、善意のお金も生きてきます。不正に金銭を得ることを目的とした者達のところへ流れてしまったのでは、お金も善意も泣かざるを得ません。

こちらに掲載の救援本部は、公に活動してきている団体が力を合わせて、救援にあたろうと企画されたものであり、信用できる組織です。
動物に関わる義援金・物資・動物の救護・ボランティアの受け入れ等を活動内容としております。どうか、善意を寄せる際の窓口として、周囲の皆様に周知してくださるように重ねてお願いします。

また、動物の救護につきましては、関係獣医師会より、すでに多くの犬達が各県の動物愛護センターに収容されていると情報が入ってきております。
愛護センターというと、犬を処分するための施設ではないかと考えておられる方達もおいでかと存じますが、本来は犬を保護するための施設です。この未曾有の災害時において、本来の役目を発揮する形となっています。災害により飼い主さんと一時的にはぐれてしまった犬達の保護のために活動を始めています。
また、獣医師会同士の助け合いとして、東京都獣医師会においても被災地において収容しきれない犬達を預かることができないかという動きも始まっています。三宅島の噴火の際にも実施された活動ですので、御理解いただきやすいかと思います。
今回の救護は、飼い主さんと一時的にはぐれてしまった犬や猫達の保護となりますので、動物達を飼い主さんのもとへ無事に帰すことに目的があります。1頭でも多くの動物達を飼い主さんのもとへ帰すためには、保護活動がキチンと実施できる組織である必要があります。
保護期間が長期に亘るであろう事が前提です、財政基盤がしっかりとしていて、長期展望をもっているところでないと、途中で動物達が所在不明となってしまうかもしれません。
どうか、この点を御理解いただき、義援金や救護、ボランティアの申し出等の善意は、信用の置ける団体へお寄せいただけるように、再度繰り返しお願いします。

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