昨日、北海道の狼犬？による事件について、殺処分0運動では、このようなケースの処理はどうなるのか書いたところ多くの意見を頂戴しました。
私のようないわゆる動物愛護家でない人間としましては、動物愛護家さんからのご意見や殺処分0運動に共鳴している人のご意見は貴重で、とても参考になりました。
みなさん、ご意見ありがとうございます。
私は、地方行政や環境省の殺処分0方針について疑念を持っています。
だからこそ、このような事件を起こした犬について、殺処分0運動ではどう考えるのか興味がありました。
地方行政が殺処分を行わなければ、どうなるか。
あくまでも飼い主の考えですが、飼い主が飼育困難と判断した場合、今回のような犬のケースは現在は行政が殺処分となると思うが、殺処分0となれば民間の獣医師に依頼が来そうな気がしました。
実際、ドイツの殺処分0は、実際は獣医師による安楽死が行われているからのようです。
でもなーと思う。
今まで、センターで行っていた殺処分を、民間の獣医師にさせるのなら話し合いがあってしかるべきでは無いか。
例えば、人の死刑を現在は公務員がやっているが、町の病院で医師がくじでやるとなれば医師会は大騒ぎだろう。
当然、話し合いがあってしかるべきでは無いかと思う。
「センターでは殺処分しません、みなさん宜しく。」って獣医師会は納得しているのだろうか。
この問題、なぜこだわるかと言えば、開業獣医師の中で絶対に安楽死をやらない先生もいらっしゃるのです。
つまり、なし崩しなら民間は混乱する。
地方行政や環境省が殺処分0方針を打ち出すのなら、地域獣医師会との話し合いは欠かせないだろうと思います。