獣医師広報板ニュース

動物の愛護掲示板過去発言No.6000-202111-353

Re:犬の安楽死に耐えかねて自殺、動物保護施設管理者が迎えた悲しい結末
投稿日 2016年5月27日(金)10時41分 投稿者 ムクムク 

写真の猫は、男やもめさんが入院するので半月ほど預かってくれと私の動物病院に来ました。
一ヶ月ほど経って、親戚の方が飼い主が戻れなくなったから安楽死してくれと依頼されました。
どこの病院でも同じなのですが、入院や預かりの動物は可能な限りかわいがる。
少しでもストレスをかけたくないという想いですが、基本的に動物病院に勤める人間は動物が好き。
入院室の動物はかわいがる。
その動物を殺してくれと言われて殺せる獣医師は少ないと思います。
結局、私は老衰で大往生するまでうちの猫として飼いました。
でも、安楽死も引き受けています。
絶対しない先生もいらっしゃるので、その分まで引き受けています。
その違いは、自分が一切かわいがっていないこと。
かわいがってしまえば、私のような者でも殺処分は出来ません。
台湾の先生は優しかったんだと思います。
かわいがったんだと思います。
でも、彼女の仕事は殺処分をすること。
辛かったと思います。
私だったら死なずに、逃げたと思います。
仕事を辞めればすむことですから。
でも、彼女は後任の人のことも考えたのかもしれません。
謹んでご冥福をお祈りします。

画像:

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。