動物の愛護掲示板過去発言No.6000-202111-55
Re:−質問− 開業していない獣医師が動物愛護団体などに原価で薬を処方できるか? |
投稿日 2014年3月13日(木)10時40分 投稿者 プロキオン
誌面への掲載というか、回答が本年の3月5日とありますから、つい最近のお話ということになるのでしょうか? 所謂フィラリア予防薬の違法な販売というのは、幾たびか摘発があって、同じ県の出身者が都内のマンションの一室を事務所にして摘発されたりとか、このお話のように某県の県職員が内職で販売していて逮捕されたりとかがあります。 中には、ひどい例があって、薬屋さんの従業員が動物薬の販売免許をとらずに販売していて摘発という事例もあります。これはヤフーニュースにも載りましたね。 しかしながら、違法な販売というのを告発しても個人では、まず警察が相手にしれくれません。獣医師会を通してまとまった人数で告発しても、なかなか受理してくれませんし、検察が不起訴にしてしまうことが多いようです。 曰く、「被害者が存在しない」という理由だそうです。被害者が存在しないなどということはないのですが、それだけ立件に手間暇がかかるので起訴したくないというのが本音なのではないかと思います。 それでも、日小獣を中心に告発が続けられていると、摘発に結びつくことが少しずつふえてきているのだそうです。 このお話の獣医師も、脅されて継続してきたようなのですが、誌上やネットで相談などということではなく、まっさきに地元の獣医師に事情をうちあけて助けを求めるべきでしたね。そうすれば、逮捕も起訴もないように考えられますし、脅迫してきた愛護団体にしても自分達の「脅迫」という事実の方がクローズアップされてしまうので、何もできなくなったのではないかと思います。 おそらく公務員であるという立場から自分自身を縛ってしまい、内密に内密にと考えるあまり、何もできなくなって、かえってズルズルとこんなことを続けてきてしまったのでしょう。相手はそこにつけ込んできているのですから、そこはわかっていないとならないですね。 まったく、何年そんなことを続けてきたのでしょうか…。
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