動物の愛護掲示板過去発言No.6000-202111-64
Re3:小泉毅容疑者の減刑署名運動 |
投稿日 2014年5月1日(木)14時50分 投稿者 ムクムク
昨日、一部の動物愛護家の違法集団化について書きましたが、コメントのやりとりで違和感を感じました。 動物愛護と動物福祉が混同されている方もいるのでは無いかと想像しています。 広い意味での動物愛護は動物福祉も含みますが、あえて狭い意味で考えると動物愛護と動物福祉は違ったものと考えています。 動物愛護は絵で言うと子どもがウサギを抱えていると言うイメージが私にはあります。 子ども達などに自分より弱いものをいたわる心を教えて育てる、つまり徳育のような側面がある。 つまり、動物を利用して、人の心を育てるような教育の一環で有り、一種の概念です。 私も校区のPTAをお手伝いしたことがありますが、花の種とプランターを配り、校区の花を増やし、子ども達の心を豊かにしようとする運動に関わったことがあります。 ですので、動物愛護活動は子ども達に動物の絵を描かせたり、動物愛護の作文を募集したりすることが行われています。 また障害者乗馬やイルカスイミングのように動物介在療法も広い意味での動物愛護活動に入るかもしれません。 動物と触れあって、人を育てようというのですから。 では動物福祉はどうかというと、これは動物の保護や虐待防止が主体になります。 つまり、実際の動物を救うことが目的。 これでは動物愛護活動と動物福祉活動はかなり異なったものになります。 どっちも動物愛護を名乗るので不幸が生まれる。 動物福祉活動に熱心な人たちは、動物愛護活動を行っている団体に違和感を感じるかもしれません。 でも元々目的が違う。 活動が違うのは当たり前。 どっちが上でどっちが下もありません。 それぞれが自分がやりたいことをすればそれでいいと思います。
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