西の魔女が死んだ |
2008年 日本
<監督>長崎俊一
<キャスト>サチ・パーカー , 高橋真悠 , りょう , 大森南朋 , 木村祐一
<ストーリー>
中学1年のまい(高橋真悠)は、学校に行くことが苦痛になって、ある日、母親(りょう)に、学校に行かないと宣言する。彼女を追い詰めないようにと、母親は、しばらく田舎に住むおばあちゃん(サチ・パーカー)の家にまいを預けることにする。おばあちゃんは、英国人で、母親は、彼女のことを「西の魔女」と呼んでいた・・・。
<感想>
原作が大好きだったので、映画化は心配でした。イメージと違っていたらどうしよう・・・と。
だから予告編を見て、ちょっと違うかも・・・と感じてしまい、映画館で見るのをやめました。
でもでも、家で見たら、案外良かったですね〜〜(^^)。
ビジュアルは、ぴったりだけど、セリフが・・・と思っていたサチ・パーカーさんが、とても良くて、見ている内に、”西の魔女”と、ぴたり重なりました。セリフの言い回しも、なかなか良かったです。
優しいけれど、毅然としたおばあちゃん。まいの疑問や質問に、納得できるような答えをいつも出してくれる、とても素敵なおばあちゃんです。
そして、もう一つ素敵なのが、自然と共に暮らすこと。
このあたりは、原作そのままを動画にしたような感じ。
野いちごのジャムを作ったり、畑から野菜を取ってきたり、洗濯したり・・・。
印象的だったのは、その時の体調に合わせたハープティー。日頃は、ハープティーは、敬遠しがちだったのですが、この映画を見た後には、飲みたくて仕方なくなりました。
自然の力を借りて、ゆったり生活するって、都会に住む者にとっては、本当に贅沢で、うらやましい限りですよね〜〜。
おばあちゃん役のサチ・パーカーさんは、シャーリー・マクレーンの娘さんだそうです。シャーリー・マクレーンは、親日家で、娘の彼女にも「サチコ」と命名し、彼女は12才まで日本で生活していて、日本語も堪能。女優経験もあるし、とてもいい人を監督は見つけ出したな〜って、思います。(2009,05,09)
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