アルゴ            |  
  
2012年 アメリカ (ARGO) 
伝記・スリラー    
  
<監督>ベン・アフレック 
<キャスト>ベン・アフレック,  ブライアン・クランストン,  アラン・アーキン,  ジョン・グッドマン,  クレア・デュヴァル,  リチャード・カインド,  マイケル・パークス,  	テイラー・シリング	
  
<ストーリー> 
1979年11月。イランでアメリカ大使館人質事件が発生し、その時、6人の職員が、裏口から、カナダ大使の私邸に逃げ込んだ。しかし、イラン側の捜索の手が伸び、捕まれば、公開処刑されることが確実であることから、CIAは、密かに、救出作戦を開始する・・・。
  
<感想> 
評判が良いのは、耳にしていましたが、本当に面白くて、最初から最後まで、ほとんどかぶりつき状態?で、一気に見てしまいました。
  
冒頭は、この時代のイラン情勢の説明があり、よく知らなかった私も、ウムウムと納得出来、どうしてこのような事態になったかも、すんなりと、理解できました。
  
絶体絶命の人質救出作戦。 
作戦だけを聞いても、まるで成功しそうにないわけで、 
幹部たちが、なかなかゴーサインを出さなかったのも、うなずけます。 
でも、それを命がけで決行してしまった彼=トニー(ベン・アフレック)は、本当に、すごい。 
まさしく彼らにとってのスーパーヒーローです。
  
後半は、あまりにも過激なハラハラドキドキで、じっと腰掛けて見ているのが辛かったです(^^)。 
まさに、決死の救出作戦。 
実際よりもドラマティックに脚色されているところもあるのかもしれませんが、最後の最後まで本当に手に汗握りました。
  
監督主演は、ベン・アフレック。 
このように、終始緊迫感のある映画を作り上げた彼は、すばらしい! 
題材も良いですが、彼の監督としての腕も、確かです。 
演者としての彼も、抑えた演技で、なかなか良かったですし、 
個人的には、彼の面長の顔が苦手だった私にとって、ひげを蓄え、前髪を下ろした彼は、とても好感持てました(^^)。
  
政治的な映画で難しそうと、二の足を踏んでいる方。騙されたと思って見に行ってください。 
とても面白かったですよ〜(^^)。(2012,10,26)
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