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 エスター ファースト・キル          |  
  
2022年 アメリカ (ORPHAN: FIRST KILL) 
ホラー・サスペンス      
  
<監督>ウィリアム・ブレント・ベル  
<キャスト>
イザベル・ファーマン,  ジュリア・スタイルズ
  
<ストーリー> 
2007年、4年前に行方不明になった娘エスターを探すオルブライト夫妻(ロッシフ・サザーランド、ジュリア・スタイルズ)の元に、エスターが見つかったという知らせがもたらされる。エスター(イザベル・ファーマン)に再会出来た夫妻は喜ぶが、どこか違和感を感じるのだった・・・。
  
<感想> 
「エスター」の続編で、あの事件の前のエスターの様子が描かれています。
  
「エスター」では、当時12歳のイザベル・ファーマンが9歳のエスターを演じて、その怪演が衝撃的でしたが、それから13年経ち、この続編では、25歳の彼女が、実は31歳だが外見が9歳のエスターを演じています・・・あぁ、ややこしい。 
でも、そこが大きな見所(みどころ)でもある本作です。
  
この作品によって、エスターの邪悪さが、どこから来ているのかが、明らかになります。
  
狡猾で、嘘つきで、衝動的で、暴力的で、人を殺すことに躊躇がないという彼女の片鱗は、すでに収容されていた精神病院でも発揮されていて、まだ幼いながら要注意人物で、いわゆる反社会的性格者だったということです。
  
本作では、前作ですでに彼女の本性が明らかにされているので、前作のような衝撃はないものの。
その邪悪さに凍り付きました。 
これはもう、生まれながらの殺人鬼ですね。
  
ただ、話にちょっと無理矢理な所や、それはないだろうと思うところもあったように思います。 
一方、話の流れで、次に殺される人物が分かるのは、かえってドキドキさせられました。 
前作から13年も経っているので、主演のイザベル・ファーマンが、先入観もあるのかもしれないですが、9歳に見えないのがちょっと残念でした。まあ、しょうがないけどね。(2024,05,05)
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