大洗にも星はふるなり         |  
  
2009年 日本 
コメディー    
  
<監督>福田雄一 
<キャスト>山田孝之 ,   山本裕典 ,   佐藤二朗 ,   戸田恵梨香 
  
<ストーリー> 
茨城県大洗の海の家で、一夏、働いた仲間が、何故かクリスマスイブに、再び同じ海の家に集まった。それは、マドンナ的存在だった江里子(戸田恵梨香)から手紙をもらったからだった。自分こそが彼女とつきあえると思う男たちは、それぞれ、彼女にまつわるエピソードを語り始める・・・。
  
<感想> 
映画公開当時、微妙な評価だったので、結局映画館に足を運ばなかった映画です。
  
監督・脚本は、知る人ぞ知る、そして私は全く知らない、作品を手がけている福田雄一さんの長編映画初監督作品。
  
クリスマスイブの夜、何故か、大洗海岸に、いまだ撤去されていない海の家が一軒。 
そこに集まる若者たち。そしてマスター。そして弁護士!?(^^) 
それぞれ目的は一つ。 
クリスマスイブの夜を、海の家のマドンナ的存在だった江里子ちゃんと、一緒に過ごすため・・・。 
さて、江里子ちゃんと、一緒に過ごすことになる男は、いったい誰なのか?!
  
場所が、海の家と限られているし、台詞回しの大仰なところなど、まるで舞台劇のようでした。
  
それぞれが、江里子ちゃんとの熱い思い出を語り、 
そして、それが、バッサリと切り捨てられる爽快感! 
・・・を味わえるはずでしたが、まあ、そこまで面白いわけではありませんでした(^^;。
  
一人の女の子を想う、数人の男子。そして、それぞれの思い入れ・・・。 
密室のような状態で行われるこの寸劇、どうしても、あの名作「キサラギ」を思い出してしまいます。 
で、あの作品に比べると、面白さも、衝撃度も、俳優たちの演技も、それに及ばず・・・(^^;。 
まあ、ふふふと笑えたら、いい方でしょうか。 
私も、ちっちゃなツボは、そこここに転がってましたけど(^^)。
  
この作品は、女の子より、男の子の方が、共感できるでしょうし、自虐的に笑えるのかも。 
私は、終わり方が結構気に入ったので、余韻は良かったですが・・・。(2011,02,15)
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