インサイド・ヘッド           |  
  
2015年 アメリカ 
アニメ    
  
<監督>ピート・ドクター 
<声のキャスト>	エイミー・ポーラー	,  	カイル・マクラクラン	,  	ダイアン・レイン	,  ビル・ヘイダー	 
(日本語吹替版)	竹内結子	,  	大竹しのぶ	,  	佐藤二朗
  
<ストーリー> 
11歳の女の子ライリー(声:伊集院茉衣)の頭の中には、5つの感情、ヨロコビ(声:竹内結子)、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミがいて、司令室で、ライリーを幸せにしようと奮闘していた。そんなある日、ライリー一家は引っ越しをして、ライリーの感情は不安定になる・・・。
  
<感想> 
夏休みで、お子ちゃまが多いだろうなと思いつつ見てきました。 
案の定、子供連れが多くて、満席!でもみんなお行儀よくて、気持ちよく見ることが出来ました。
  
人間の頭の中の5つの感情ーーーヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミーーー。 
彼らが、頑張って、協力しながら人間の感情をコントロールしているという設定、分かりやすくて面白かったです。 
子供だけじゃなくて、大人もそうやって表されていると、複雑な感情も、分かりやすいですよね。
  
この感情たち、考えてみると、ヨロコビ以外は、ネガティブで、ヨロコビだけが一生懸命働かないと幸せになれなさそうで、ヨロコビさん、大変そうでした。 
でも、それも映画の主題、「なぜ、カナシミは必要なのか」に通じるところ。 
カナシミだけじゃなく、他の5つの感情が、ちゃんと機能してこそ、人は、幸せでいられるわけです。 
わかりきったことだけど、こうして改めて教えられると、なるほどね〜と、思いました。
  
また、映画の中にあったたくさんの思い出たち。 
私たち大人なら、もっともっとたくさんあるはずだけど、それも、どんどん壊れてしまっているって、切ないことです(T_T)。
  
2D吹き替えで見たので、楽ちんに見ることが出来ました。 
吹き替えの俳優さんたちも、映画を邪魔することなく、皆さんとてもよかったです。 
特にヨロコビの竹内結子さんは、セリフ量が非常に多く、割と早口でしたが、とても分かりやすく、感情豊かで、とても満足しました。 
ライリー役の伊集院茉衣さんもよかったです。
  
大人が見ても、ウルッとするところもあり、楽しめる作品でした。(2015,08,03)
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