ある少年の告白          |  
  
2018年 アメリカ (BOY ERASED) 
伝記    
  
<監督>ジョエル・エドガートン  
<キャスト>ルーカス・ヘッジズ,  ニコール・キッドマン,  ジョエル・エドガートン,  ラッセル・クロウ
  
<ストーリー> 
両親(ラッセル・クロウ、ニコール・キッドマン)と暮らす大学生のジャレット(ルーカス・ヘッジズ)は、ある日、自分がゲイであることに気がつく。両親は、深いショックを受け、彼を矯正プログラムの施設へと送り込む・・・。
  
<感想> 
いつの話?と思ってしまうような内容でした。 
でも、携帯電話が出てくるし、そんな古い話ではないようです。 
こんなことが今時行われているとは・・・。
  
主人公の父親が牧師であるが故、あってはならないことという位置づけなのかもしれませんが、普通の家でもこんな矯正施設に入れようとする親がいるわけで、憤りを感じる話でした。 
このような施設に入って”矯正”出来た人がいるのだろうかと思ってしまいます。 
終盤、どうなることかと思っていたら、母親の意外で力強い反応が、心底頼もしかったです。
  
主演はルーカス・ヘッジズ。 
冒頭に出てくる映像は、彼の子供時代のものかしら?可愛いです(^_^)。 
母親役のニコール・キッドマンが、この演技で、数々の賞に輝きました。 
出番は、それほど多くはないのですが、前半の自分の意志を持たない母親像と、終盤の凜とした迫力ある母親とのギャップが素晴らしかったです。 
父親役は、なんとラッセル・クロウ。我が目を疑うあの体型!(^_^;。役作りのせいですか??(2021,04,04)
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