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コッホ先生と僕らの革命           |  
  
2011年 ドイツ (LESSONS OF A DREAM) 
スポーツ    
  
<監督>セバスチャン・グロブラー 
<キャスト>ダニエル・ブリュール	,  	ブルクハルト・クラウスナー	
  
<ストーリー> 
1874年、帝政ドイツの都市ブラウンシュヴァイクの名門カタリネウム校に、イギリスに留学していたコンラート・コッホ(ダニエル・ブリュール)が英語教師として赴任する。しかし、イギリスに反感を持つ子ども達は、英語に関心を持たない・・・。
  
<感想> 
ドイツに、イギリス発祥のサッカーを導入した、コンラート・コッホの奮闘を描くドラマです。
  
まず、ドイツ流の授業風景に驚かされます・・・というか、笑えました。 
その頃、教育に絶対欠かせないのが、規律と服従。 
学校は、楽しいところではなく、ひたすら耐えるところ・・・のように見えました。 
特に、体育の授業なんて、”鍛錬”って感じで、ホント笑えます(^_^)。 
戦前の日本の学校風景にも、通じるところがあるのかもしれないな〜と思いながら見ていました。
  
そんな学校に、新しい風を持ち込んだのが、この映画の主人公、コンラート・コッホ=コッホ先生でした。 
イギリスと戦争をしようかという、この時代に、英語教育を導入しようとした、校長先生も、あっぱれですが、そんな理解ある人物は、たった一人だけで、あとは、コッホ先生の孤軍奮闘が続きます。
  
でも、生徒は、正直ですよね。 
大人が妨害しようとしても、楽しいことには、すぐに心を開きます。
  
映画の結末は、想像出来るのに、見ながら、ハラハラしたり、がっかりしたり、そして、ワクワクしたりしてました。 
子ども達も、いろいろな境遇や、性格の子達がいて、その成長する姿を見るのが楽しかったです。 
そして、鑑賞後は、ふわっと世界が明るくなった気分でした(^_^)。
  
主演のダニエル・ブリュール、いいですね〜。 
やっぱりドイツ映画の彼は、生き生きしています。(2014,10,05)
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