キャッツ           |  
  
2019年 アメリカ (CATS) 
コメディー・ファミリー・ミュージカル      
  
<監督>トム・フーパー 
<キャスト>ジェームズ・コーデン,   ジュディ・デンチ ,  イドリス・エルバ,  ジェニファー・ハドソン,  イアン・マッケラン,  
  
<ストーリー> 
ロンドンのゴミ捨て場に、一匹の猫(フランチェスカ・ヘイワード)が捨てられた。そこは、様々な猫が、個性豊かに生きている世界だった。そして今晩、特別な夜が始まる・・・。
  
<感想> 
日本では、劇団四季で有名な「キャッツ」ですが、私は一度も見たことがなかったので、とても楽しみにしていました。 
が、しかし、アメリカでのこの映画の評判が、すこぶる悪く(アメリカの映画サイト”IMDb”では、なんと2.8/10!(^_^;)。そんなわけで、見るまでちょっと心配でした・・・。
  
舞台は、ロンドンの夜、猫の集まるゴミ捨て場。 
人間によって捨てられた猫のヴィクトリアは、そこで、たくさんの猫の仲間に出会う・・・。
  
予告編も、良かったですが、本編も想像以上の出来でした。 
ミュージカルなので、セリフはほとんどなく、歌、歌、歌。 
でも、全く飽きることなく、猫の世界に没入出来ました。 
猫好きなら、大丈夫でしょう。 
猫のしなやかさ、自由奔放さ、かわいらしさなどなど堪能出来ます。 
耳の毛まで可愛い!(^▽^)。
  
出演は、歌のうまさが光るジェニファー・ハドソン、テイラー・スウィフトと、重厚な演技のジュディ・デンチ、イアン・マッケランなどで、見所たっぷり。 
捨てられた猫のヴィクトリアを演じたのは、バレエ界の至宝と言われる、英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルダンサー、フランチェスカ・ヘイワード。 
ダンスはもちろん素晴らしいですし、歌は初挑戦だったそうですが遜色なく、可愛くて、初々しいヴィクトリアを見事に演じていました。
  
ストーリーで一つ疑問だったのは、あのようにして選ばれて、天上?では、いったい何が待ち受けているのか?です。新しい人生を始めるために生まれ変われるって事でしょうか??それとも、天(神)に召される??? 
そのための特別の夜なのか?だとすると意外と宗教色の強い作品なのかもしれません。
  
どうしても原語のまま見たくて、時間をやりくりして字幕版を見たのですが、字幕を読んだり、ダンスを見たりで結構忙しく、吹き替え版でも良かったかも〜と思いました。(2020,01,26)
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