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恋のエチュード          |  
  
1971年 フランス ロマンス
  
<監督>フランソワ・トリュフォー  
<キャスト>ジャン=ピエール・レオ   ,   キカ・マーカム   ,   ステイシー・テンデター   
  
<ストーリー> 
足を怪我したクロード(ジャン=ピエール・レオ)は、家で療養中に出会ったイギリス人女性アンヌ(キカ・マーカム)と意気投合して、彼女の家を訪れることになった。アンヌの家には、妹のミリュエル(ステイシー・テンデター)もいて、3人は、兄妹のように仲良く過ごすが、そのうち、クロードは、ミリュエルが、自分を愛していることに気がつく・・・。
  
<感想> 
イギリス人姉妹と、フランス人青年との愛の物語です。 
「愛のエチュード」というエミリー・ワトソン主演のチェス選手権の映画もありましたが、この「恋〜」の方は、フランスとイギリスとで揺れ動く3人の恋心を描いています。 
濃厚な恋のエチュード(練習)にちょっとクラクラしてしまいました。練習をするには、あまりにも短い青春時代です。
  
私にはよく分からなかったのが、アンヌの気持ちでした。 
最初は、クロードを妹に紹介するつもりでイギリスまで連れてきたようなかたちで、二人の恋を祝福していたようだったのに、あんな事になってしまうし。 
クロードにしても、姉妹の間で揺れ動く気持ちを持ったまま、あんな事になってしまうし(^^)。 
恋とは、ままならないことですねぇ。
  
登場する三人三様の性格がよく表れていて、ミリュエルの純粋さにイライラしたり、クロードの紳士的な態度に感心したり、アンヌの意外と奔放な生活に驚いたり・・・。 
親たちは、どんなつもりで、彼らを一緒に過ごさせたのでしょうねぇ。
  
クロード役のジャン=ピエール・レオは、男性としては小柄ですが、端正なマスクで、トム・クルーズのようなイメージの俳優さんでした。(2006,11,05)
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