神と共に　第二章：因と縁　　　　　　 ２０１８年　韓国 ファンタジー･アクション　　　 ＜監督＞キム・ヨンファ ＜キャスト＞ハ・ジョンウ, チュ・ジフン, イ・ジョンジェ, D.O., マ・ドンソク, キム・ヒャンギ , キム・ドンウク ＜ストーリー＞ 冥界の使者の三人、カンニム（ハ・ジョンウ）、ヘウォンメク（チュ・ジフン）、ドクチュン（キム・ヒャンギ）は、銃の誤射で亡くなったスホンを閻魔の元に連れて行くが、怨霊になっていたスホンは、そのままでは、裁判が受けられないという・・・。 ＜感想＞ 「神と共に　第一章：罪と罰」の続編です。 前作で、映像の見事さにビックリしたので、楽しみにしてました。 今回冥界で裁判を受けるのは、前作で転生した消防士ジャホンの弟で、銃の誤射で亡くなったスホン。 色々な因縁のあった彼ですが、彼もまた”貴人”だという・・・。では、彼の転生は、どうなるのか？？ 今回は、スホンだけではなく、色々な事情がありそうだった使者たちの物語も描かれています。 故に、舞台は、冥界と現代、そして、１０００年前の時代を行き来する壮大なものとなっていました。 ただ、年代的には壮大でも、身の回りの小さな人間関係の物語に収まってしまっていたのが、ちょっとせせこましい感じ。 閻魔にしても、唯一無二の存在というわけではなくて、案外軽いものなね？って感じがしました。 原作のウェブ漫画が、どのぐらいのボリュームがあるものなのか知りませんが、二部作になっていて良かったと思います。 前作で地獄のシステムや世界観を描き、今作で、そこ（冥界）に携わる人たちの物語を描いているので、話としてとてもわかりやすかったです。 これなら、永遠にストーリーを作り出せそう(^▽^)。 一つ残念だったのが、冥界の検察役人役の一人だったオ・ダルスの出演シーンが今作では、全てカットされてしまったこと。セクハラ疑惑のためだそうです(T_T)。(2020,06,02)