ゴーストライター          |  
  
2010年 フランス・ドイツ・イギリス (THE GHOST WRITER) 
ミステリー・スリラー   
  
<監督>ロマン・ポランスキー 
<キャスト>
ユアン・マクレガー	,  ピアース・ブロスナン	,  オリヴィア・ウィリアムズ	,  トム・ウィルキンソン	,  ティモシー・ハットン	,  ジェームズ・ベルーシ	
  
<ストーリー> 
イギリスの元首相アダム・ラング(ピアース・ブロスナン)のゴーストライターが不慮の死を遂げた。その後任に抜擢された男(ユアン・マクレガー)は、さっそくラングが滞在するアメリカに向かうのだが・・・。
  
<感想> 
アメリカなのに、北欧のように寒々と見える土地で繰り広げられるミステリーで、雰囲気はとてもいいです。
  
イギリスの元首相の伝記を書くことになったゴーストライターが、巻き込まれてゆく陰謀を描きます。
  
冒頭のフェリーのシーンとか、車のナビや、ラストの謎解きとか、ワクワクするような面白さがあるのに、イマイチ、事の重大性が伝わってこないのが残念でした。 
2回見て、結局そういうことだったのかと、分かったのですが、いろいろな仕掛けの割に、盛り上がらなかったように感じました。
  
引退した要人の生活の様子が興味深かったです。 
引退すれば、当然のように伝記を出版するけれど、書くのはこれまた当然のようにゴーストライターで、やはり普通は、あまり売れないのですね(^▽^)。
  
主演のユアン・マクレガーは、いくつになっても青年っぽさが残っていて素敵でした。 
8年前の映画なので、なおさらですけど(^_^)。
  
キャストの中では、元首相を完璧に補佐する奥様役のオリヴィア・ウィリアムズのビシッとしたところが、ゴーストライターと対照的で、とてもよかったです。(2018,10,28)
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